明日に疲れを持ち越さない プロフェッショナルの仕事術

著者名：渡部卓

クロスメディア・パブリッシング（2016/08発売）

• ISBN：9784844374862

内容説明

本当の意味で仕事ができる人は、体調や気分に左右されることなく
常に高いパフォーマンスを発揮できる能力を兼ね備えています。

そのために必要なのは、能力ではなく技術です。
技術は後天的に身につけられます。

「疲れず結果を出すやり方」と「疲れてもいち早く回復する方法」を身につけて、
ストレス・長時間残業とは無縁の生活を送りましょう。

【目次抜粋】
序章 「仕事で疲れない」にはコツがある プロフェッショナルの定義
疲れない人はいない/疲れを制する6つのポイント

第1章 ベストコンディションをキープする 疲れと仕事
基礎知識疲れは3つに分類できる/メンタル不調を見逃さない4つのA

第2章 疲れにくい心と体のベースをつくる プロフェッショナルの生活習慣
睡眠のゴールデンタイムを外さない/外食でもコンディションを上げる/満員電車でもできる簡単トレーニング

第3章 ストレス・プレッシャーに強くなる 心の疲れを溜めない思考法
折れやすい心の3タイプ/ABCDE理論/心を軽くする「はひふへほ」

第4章 残業ゼロでも結果が出まくる 超・効率仕事術
ワールドスタンダードは昼休みが短い/仕事は「クイック&ダーティ」で/引き受けたくない仕事は「アサーティブ」に断る/できる人ほど他の人に仕事を振る

第5章 仕事は人間関係が9割 ムダなストレスを生まない調整力
仕事の人間関係を整える6つの基本姿勢/コミュニケーションがうまくいく4つの技術

第6章 疲れを速攻吹き飛ばす 働くための休息術
休むことに罪悪感を感じていないか/自分が思うほど会社や上司はあなたを見ていない/セルフコンディショニングは「4つのR」が決め手

終章 プロフェッショナル総論 「仕事で疲れない」人の資質
仕事で疲れない人が持っているもの/目指すは「ワーク・ライフ・ソーシャルバランス」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ナイスネイチャ]

図書館本。ストレス溜める生活してるなぁと。精神的にも肉体的にも。仕事でも部下をもつ身にとって為になりました。カリテキタネコは特に。

2019/06/01

[ハッシー]

★★★☆☆ メンタルタフネスの第一人者が教える無駄なストレスを生まない方法。分かりやすくまとまってはいるが、あまり目新しい内容はなかった。取り入れてみたいと思ったのは、２点：１）満員電車でもできる簡単トレーニングとして紹介されていた、お腹をへこませて３０秒ほどキープする「ドローイン」エクササイズ、２）瞑想。多くの本で勧められているが、この本でも推奨されている。瞑想は心が落ち着くだけでなく集中力や意欲も高まるので、仕事への効果も大きいとのこと。

2019/04/19

[あすなろ]

期待を持って読んだがこの手の本を最近意図して読んできた為かそれ程…。腹式呼吸・マインドフルネス・鬱の発症率は実は残業0の職場も結構多い・1時間ぐらいのワークアウトの考え・良好なアサーション要・1週間一回は自然の中のウォーキング等。そしてこれかは走りながら考える人材要となる。概ね意識して実践しているが、この手の本を初めて読む方にはザッと頭に入り良いと思う。

2019/06/22

[純子]

疲れない人はいない。考えてみれば当たり前のこと。けれど、自分だけ仕事ができないのは、疲れを持ち越したりためていったりするからなのだ。土曜日はしっかり休んで、日曜日には少し仕事をする。そうすると月曜日がブルーでなくなる。うーん、できるかなぁ。日も週も仕事の１クールも、スタート勝負。朝、すっと仕事に入れる工夫をし、月曜日を気分良く迎え、仕事もあれこれ考えないうちに始めてしまう。早く取り組み、早く失敗し、早く軌道修正した方が、コストは安くすむ、とのこと。年が行くと、失敗はますますかっこ悪いけれど、そうだよね。

2017/08/26

[mitsu44]

こういう本たまに読むけどなかなか良かった。 簡単な体感の鍛え方ドローイン、旬なマインドフルネス、仕事への取り組み方、ストレス対処法などなど。 山本五十六「やむてみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ」「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

2016/06/25