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内容説明
恋をするたび綺麗になっていくのは女の子ばかりじゃなかった――。無邪気なまま大きくなった幼なじみの有馬の存在が眩しくて仕方がない菜鳥だが? 表題作ほか「天使たち」など5編に加え、短編「丁々発止」を単行本初収録した珠玉ラブストーリー集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
8
藤田貴美がデビューして20年になるのだという。俺も歳を取るわけだ(笑)。今回『藤田貴美作品集』として出版された文庫で、ひさびさに『純情闘争』をはじめとする初期作品を読み返してみて思うのは、彼女は少女漫画というスタイルを愛しているのだなぁということ。モノローグで始まり、片想いがあり、それがハッピーエンドで結実する。ああ、この頃の「花とゆめ」はおもしろかったなぁ。というわけで、読み終わったあとに、18年前に出た花とゆめコミックス版の『純情闘争』を本棚から引っ張り出してしまった(笑)。2009/06/08
mizuki
7
今月はおそらく藤田貴美さん祭り。これは再読。一番好きだった「空中回廊」は結構覚えてましたが、他の作品は恐ろしいほど新鮮に読めました(笑)絵も雰囲気ありますが、言葉の使い方もいいです。2014/05/06
なすか
2
18年経っても色あせてないことに驚いた。当時エロいわ~と思ってた表現は、やっぱりいまでもエロチックだったし、今でも異彩を放ってた。あの頃この作品が好きだったのは若かったからじゃない。もちろん今でも好き。そして一番好きだった「神様ヘルプ!」が今でも一番だったわ~、全部良かったけど!2009/07/07
menocar
1
コミックス版も持ってるけど、放っておくとまた絶版になってしまうかも?とつい心配になり購入してしまった。コマ割とか効果音とかセリフとか、この人の作品はとかく視覚的には読みにくいんだけど、やはり、藤田貴美さんにしか出せない独特の空気感が初読から20年近く経った今でも好きです。作者あとがきと2007年作「丁々発止」付いてます。2009/08/31
海あやな
0
個人的感想。ここまでエロさを全面に出さない方が好き。露骨で、ちょっと読んでて恥ずかしい。2014/01/16