内容説明
本書は読むだけで、幸運を引き寄せ、必ず成果を出すことができる、実話を基にした小説仕立ての感動のビジネス本です! 舞台は愛知県知多半島に浮かぶ小さな島“多賀良島”。以前は観光客で賑わったその島も、今では「限界集落島」となり、市長から島ごと「リストラ」されかかっていました。その島に異国のみすぼらしい托鉢僧・タルシルが降り立ったことから物語は始まります。ひょんなことから、本書の主人公である「多賀良島しあわせホテル」の若女将・風見美咲がタルシルに弟子入りし、「ギブ&ギブ」という、その一見“奇妙”な教えを実践していきます。「成功するために、本当に大切なこととは何か?」、「なぜ、見返りを求めずに与えるとうまくいくのか?」タルシルからの教えによって、その答えにたどり着いたとき、小さな島は再び息を吹き返し、大きな奇跡が巻き起こります。本書は、世界中の成功者が実践する究極の成功法「ギブ&ギブの法則」を小説にすることによって分かりやすく噛み砕きながら、日本で初めて紹介する一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Take@磨穿鉄靴
48
ラン仲間からプレゼントしていただいた本。誕生日とかではないけど「自分がされて嬉しかったから私にも」という理由で先日この本ともう一冊いただく。もうそれだけでかけがえのない一冊。禅に関係する要素が強くフィクションのストーリーを通じてギブ&ギブについて語られていた。「放てば手に満てり」「叶うはよし、叶いたがるは悪しし」この辺りが大切なポイント。言うのは容易いが信じて実行に移すのはなかなか難しいと思う。ただ私はとても嬉しかったので同じように誰かにその人に合うであろう本を考えプレゼントしたい。★★★★☆2021/01/16
鬼平
9
よかったです。泣けます。2017/07/02
Hachi_bee
8
押しつけられるように借りさせられた本でしたが、大変面白く、2時間ほどで読了しました。「もしドラ」を読んでいるような気分。深く実践できたらステキ。エピローグはなくてもよかったと思うけれど、悪人は存在しないという形にまとめるなら必要か? 「なぜ、あの人の周りに人が集まるのか?」も本書も、文庫になったら手元に置いてもいいかな。2018/01/21
しんしん
8
「足るを知る」と「放てば満たり」を小説として感動的に書いてあった。 私は生きていてたくさんのギブを頂いている。 周りの人に心からのギブをしよう。2016/10/08
Kenta
7
ぜひ、いろんな人に読んでもらいたい本だと思った。 与えることがこんなにも大切だとは、自分は初めて知った。 自分のことばかり考えすぎてしまうのではなく、相手のことや周りのことをもっと考えることができる人間になりたい。2017/03/19