内容説明
親の家を片づけた人の口から必ず出るのは「子どもには同じ苦労をかけたくない」「自分は子どもに迷惑をかけたくない」という言葉。
家の中を埋め尽くす膨大な量の親のモノと格闘した体験者ならではの重い言葉だ。しかし、実際には、高度経済成長とともに青春時代を過ごし、あふれる持ち物を「収納」という名のもとに詰め込んできた世代の家はモノで溢れかえっている。
親の例を見てもわかるように、体が動かなくなってから、高齢者住宅に入居するときでは遅すぎる。
いつから始めればいいのか? どこから始めればいいのか? どう進めれば挫折しないか? どれくらいモノを減らせばいいのか?誰でも「片づけスイッチ」ONになる本!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
62
60歳で思い切って住まいをサイズダウンすると後が楽。たくさんの物を残すと子どもの迷惑になる。3年着なかった服や5年使わなかった靴やバッグはお別れすべし。必要なモノの個数を決めてみる。まあ、これまで読んだ本と大差ないですが、これを読んでスーツ3着靴2足、捨てました。使っていないものは家中にまだまだあります(-_-;)マンションに住み替えた中原ひとみさんご夫婦の話も素敵でした。2015/09/21
さら
28
親の家の片付け本がブームですが、まずは我が家を何とかしないと(苦笑)。そして自分の子ども達に“親の家”の片付けで苦労をかけないためにも今のうちに物を減らしておかないと、と常々思っています。実行は出来ていませんが^^; この本の中にも親の家の片付けで苦労した話が載っています。昔の人は物を大切にしてきた世代、勿体ないの世代ですものね、捨てることに対して抵抗があるでしょう。私もなかなかモノを捨てられない性分なので共感出来ました。でも、シンプルな生活には憧れます。そんな暮らしを目指して、頑張りたいと思います。2018/08/20
ごへいもち
23
再読。とても心に寄り添う感じの著者。私のスイッチ入れ!!!w。80代で一軒家から高層マンションにサイズダウンした方の話が良いな。大好きなスヌーピー100体以上はそのまま新居に、入っていた箱だけは特に可愛い2つを残して捨てた(残念な気持ちがよくわかる)、食事は作らないことにしたので炊飯器他の調理器具は全捨て、潔い。他コメントに2016/03/18
ごへいもち
19
よかった。年老いた時にこんな方に手伝ってもらえたら助かるなぁ。でもできるだけ自分で処分すべき。著者はすっきり生活を始めたけれどそれでも年に2回は持ち物の見直しをするとのこと。季節の良いとき、5月と10月。私も夏と冬はやめておこう、ってせっかくこういう本を読んでそっちかい(-。-;)と我ながら…w2014/12/14
Iso
11
無理しなくていいよ、少しずつでもいいよ、と言われているようで気がらくになりました。子供たちが独立して夫婦二人暮らしの私、そして今なら体力もあるので生活環境を見直して見ようかな、と思いました。2015/06/18
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