内容説明
東京で地下鉄を走らせたい――誰もが絵空事だと相手にしなかった壮大な夢を、驚異的な行動力と粘りで、苦闘の末に実現させた“地下鉄の父”早川徳次。浅草~上野間の開業日には10万人が乗車、1時間待ちの行列ができる熱狂ぶりとなった。だがその先には“電鉄王”五島慶太との「新橋駅の境界壁」をめぐる壮絶な闘いが待っていた――。宿命のライバルとの激しい意地のぶつかり合いはやがて、根津嘉一郎、大倉喜七郎、佐藤栄作といった大物政財界人も巻き込む抗争へ……果たして、食われるのはどっちか。
中村 建治(なかむらけんじ)
1946(昭和21)年、山梨県大月市生まれ。明治大学政治経済学部卒業。鉄道史学会会員。鉄道史に親しむ一方、駅舎に関心を持ち、現在も全国行脚の旅を続けている。著書に『中央線誕生』『東海道線誕生』『山手線誕生』『日本初の私鉄「日本鉄道」の野望』『明治・大正・昭和の鉄道地図を読む』『鉄道唱歌の謎』、分担執筆に『鉄道史人物事典』などがある。
目次
第1章 直通運転をめぐる新橋駅での壁を隔てた二鉄道人の攻防
第2章 ロンドンの地下鉄に感動 東京での建設に動き出す
第3章 東京での「地下鉄は困難」の通説を跳ね返し免許を獲得
第4章 路線を短縮しての建設も涙にむせぶ感動の起工式
第5章 東洋で初の地下鉄開業に押すな押すなの長蛇の列
第6章 ふんだんにアイデアを出して新橋までの乗り入れを果たす
第7章 相互乗り入れを迫る慶太と拒否する徳次の新橋駅抗争
第8章 「新橋駅での相互乗り入れ」vs「東京~神奈川間の直通構想」
第9章 「強盗・慶太」の株買い占めに屈した「地下鉄の父・徳次」
第10章 壁の撤去で東京を貫通する直通地下鉄がようやく開業
感想・レビュー
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Y2K☮
たくのみ
kenitirokikuti
朗読者
えすてい
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