交通新聞社新書<br> グリーン車の不思議 - 特別車両「ロザ」の雑学

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交通新聞社新書
グリーン車の不思議 - 特別車両「ロザ」の雑学

  • 著者名:佐藤正樹
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 交通新聞社(2016/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784330302126

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内容説明

昭和44年5月、国鉄の等級制度が廃止されると同時に誕生した「グリーン車」。3等級制時代の2等車からの流れを汲む「グリーン車」は、今も昔もレールファン憧れの的であり、鉄道利用者のステイタスシンボルでもある。最近では、東北新幹線E5系「はやぶさ」に最上級の「グランクラス」も登場し、グリーン車に対する注目は一層高まっている。
本書は誕生から現在までの歴史や社会背景、鉄道事情など、ありとあらゆる角度からグリーン車を考察し、トリビア的知識を織り交ぜながらまとめあげた。グリーン車はなぜ「グリーン」なのか。議員パスで「グランクラス」もタダで乗れるのか。首都圏のグリーン車の元祖は……。グリーン車を熟知した著者が分かりやすく解説する。

佐藤正樹(さとうまさき)
1960年北海道札幌市生まれ。「鉄道ダイヤ情報」編集部を経て1996年フリーに。鉄道趣味や旅関連のライターとして、「鉄道ダイヤ情報」(交通新聞社)、「旅の手帖」(交通新聞社)、「週刊鉄道データファイル」(ディアゴスティーニ・ジャパン)などの雑誌媒体を中心に執筆。本業の傍ら写真撮影にも傾倒し、写真ブログ「札幌のスナップ」(http://kihayuni.cocolog-nifty.com/sapporo_snap/)を公開中。近著に「国鉄/JR 列車編成の謎を解く」(交通新聞社)がある。

※電子書籍の仕様による紙版と異なる図版・表・写真の移動、本文中の参照指示の変更、ほか一部修正・訂正を行っている箇所があります。予めご了承ください。

目次

第一章 グリーン車が誕生した頃
第二章 グリーン車のトリビア
第三章 リクライニングシート物語
第四章 懐かしの珍・名グリーン車
第五章 魅力的な現行グリーン車を見る

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hatayan

33
2019年で50年を迎えるグリーン車の制度と設備を鉄道趣味の視点で解説。特に座席についてはシートの構造や車内の写真が充実。 普通車のシートが改良されたJR発足以降各社がグリーン車の改善に力を入れ始め、在来線は3列シートの座席が標準に。現在はN700系のグリーン席、東北・北陸新幹線のグランクラスは日本の鉄道を代表するに相応しい設備となりました。 懐かしのグリーン車の章では、2階建車両の2階にグリーン席、1階に個室を擁するも、スピードアップと引き替えに姿を消した東海道新幹線の100系が紹介されています。2019/12/15

ひねもすのたり

11
図書館の新刊コーナーにあったので読んでみました。 こういう新書ってあちこち飛ばしながら斜め読みすることが多いんだけど、専門用語がたくさん出てくるせいでかなり苦戦しました。 そもそも「ロザ」「ハザ」って??「グリーン車」「普通車」って表記すればいいんじゃないかと思うけど、そのあたりはマニア向けなのかもしれません。 ただ子供の頃に抱いていた「なんで横須賀線だけグリーン車がついているのか?」という謎は氷解しました。 まぁ~それだけでも読んだ価値はあるかもしれません。2013/10/09

魚京童!

8
東京大阪2時間を有意義に過ごす。ハイヤーと同じ考え方だよね。どこでも仕事ができるようにする。いつもいつでも仕事をする。仕事が人生だったのに、好きなことをやっていいよっていってみんなで混乱している。混乱を作り出している。婚活もそうだ。好きな人を見つけようっていって選択肢が増えて考えるのを放棄する。選択肢を作るほうが楽なんだよね。混乱に乗ずることができる。安定した社会は生きにくい。だからグリーン車には乗らないのだろう。よくわからんな。2023/02/12

たかしくん。

8
基本的には、グリーン車の雑学本です。「ロザ」の呼称は新選でした。2014/01/21

へくとぱすかる

7
9月のラスト。こういう本を読むと、ロザ、グリーン車に乗りたくなるが、何か特別なことがないと、きっと乗らないだろうなぁ。ハザの質が良くなっているわけだし。2013/09/30

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