まず、のび太を探そう! 大ヒットを生み出す逆転発想

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まず、のび太を探そう! 大ヒットを生み出す逆転発想

  • 著者名:川上昌直【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 翔泳社(2014/05発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784798137674

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内容説明

<p>ドラえもんがわかれば、経営もわかります</p><p>お客さんから望まれる、しっかり利益が残る商売を作るには、何を、どんな手順で考えればいいのか?新進気鋭のビジネスモデル研究者、川上昌直氏(兵庫県立大学経営学部教授)がやさしく解説。9つの質問に答えるだけで、すごい!と言われる事業のアイデアがザクザク生まれます!</p><p>本書で身につくポイントはこの2つ!
・コレが欲しかった!と言われるアイデアを量産できる「のび太視点」
・良い商品でしっかり稼ぐための「ビジネスモデル」の作り方</p>
<p>川上教授からのメッセージ(本書「おわりに」より)
(本書の)テーマはビジネス。しかもお客さんを喜ばせながら儲ける仕組み。専門的に言うなら「ビジネスモデル」です。

私は、ずっと経営学を研究してきました。いわゆる「ビジネスモデル」の専門家です。世間的には高尚な「研究」という枠組みで生きていく中で、経営学の本当のユーザーは一体誰なのかを自問自答するようになりました。

過去には、学術書やビジネス書を上梓してきました。それはそれでエキサイティングなことだったのは事実。

しかし一方で、疑問が生じました。同業の経営学者や、あるいは経営指南をするコンサルタントには、学術書や学会発表でアプローチできました。経営者の方々には、ビジネス書や講演で直接的に訴えかけることもできました。では、一般のビジネスパーソンのみなさんやこれからビジネスをやってみたい学生のビジネスセンスの強化にどれほど貢献できたでしょうか?

経営学のユーザーは、経営学者や経営者ばかりではありません。現場で試行錯誤している多くのビジネスパーソンに対して、経営学からの「学び」を食わず嫌いにさせず、日々の仕事に向き合う目線を変化させるきっかけを提案したいと考えました。

そしてそれには、新しい知識を「インストール」するのではなく、すでにみなさんの中にある言葉や概念を使って、ビジネスの法則を「腹落ち」してもらうことがもっとも重要であると感じました。

できれば素材は、よく知らない海外の企業事例などではないほうがいい。あるいは知ってる企業であっても、詳細なケースは難しい。いっそのこと、誰もが知る「経営以外の素材」をテーマにしたい。

それこそが、経営学に興味がない人に、経営とビジネスの本質を知ってもらうという、われわれ経営学者が取り組むべきことではないかと考えたわけです。つまり、経営についてのハードルが高い方にこそ、この本でスイッチを入れてもらう。いわゆる「ゼロイチ」。それがこの本に流れる裏テーマなのです。

この本は、ビジネスの世界に既に足を踏み入れてしまった、「いまさら聞けない」経営のことで悩むすべての人に有効です。

それだけでなく、「これから経営について勉強しようかな、でも難しそう」と躊躇する人にもです。自営業の方、主婦の方、はたまた大学生、高校生の方までもが、この本が想定する対象です。みなさんの外見はそれぞれ違いますが、「ビジネスがうまくいくようになりたい」という同じ「用事」を持っているはずだからです。

このようなみなさんに対して、この本がドラえもんのポケットになってくれれば、これほど嬉しいことはありません。</p>
<p>※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。</p>

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

17
ビジネスは売上を持って来てくれる人は誰かを分かっていないと、独り善がりの視点になってしまう。人はまず、動機付されそして決断して行動する。この時点で3つの行動が必要になる。のび太君の様にやりたいことがあっても決断まで、誰かがサポートし最後は道具にお世話になる。お客さんの行動とのび太君の動きは似ていて、心理の状態や誰かの後押しを待っている。お客さんはワガママだと言うのは売り手が動機付けやサポートを怠っているので勘違いするだけで、お客さんとは魅力の有る基本的な挨拶と笑顔と共感で最高の友達になる2015/03/03

mitsu44

5
学術書などでビジネスモデルについて書いてきた著者が、一般向けに読みやすく、かつエッセンスは詰め込んだ良著。 ドラえもんとのび太の関係をキッカケにしてるところも面白かったです。2014/06/21

ササキマコト

3
ドラ○もんはほとんど関係ありませんでしたが、分かりやすかったです。9つの単純な質問に答えるだけで、現実的なビジネスモデルが出来上がります。アイディアは浮かぶけどなかなか実現できない人は読んでみてもよいかもしれません。実現できないのが、そもそも思いついたアイディアに問題があるのか、あるいはただ行動に移していないだけなのか、判断する指標にできると思います。ちなみにタイトルの「のび太」は「問題児」的な意味ではなく「困っているお客さま」程度のニュアンスです。2014/07/09

uso800

2
簡単そうで難しいぞぉ!2016/07/07

ice

2
タイトルの割にドラえもんでの例えは少なかったような気がする。 ただ新しいビジネスモデルを考えるときに、どのようなことに注意しながら考えればいいのかが分かりやすく書かれていて良かった。 最低限9つの質問を覚えておけばいいので、実践するためには何度も読み直し、しっかり内容を頭に入れなければなければいけないということもなさそう。2015/09/26

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