内容説明
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ヨーロッパの列強が海の覇権を争った時代に建造されたさまざまな帆船をはじめ、船長、乗組員などにまつわるエピソードを紹介する一冊。大航海時代の幕開けから、イギリス・オランダ戦争、最後の海賊艦隊として知られるアンソン艦隊、キャプテンクックの航海など、それぞれのテーマごとに史実に基づいて解説している。
※本書は、1991年に発行された同タイトルの底本を電子書籍として発行したものです。内容については、執筆当時の時代背景やオリジナリティを尊重し、原文のまま掲載しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むらきち
7
イギリスを中心とする帆走軍艦の本。第一章は中世から近世への海賊と戦争の歴史。第二章は構造や造船その他色々の話。第三章以降は近世近代の歴史です。第四章のアンソン艦隊が壮絶。かなりの死者を出した戦闘航海ですが、そのほとんどが荒海と病による被害。ホーン岬の怖さがよく分かります。書かれてなかったので書いておきますが、この偉業を成し遂げた旗艦センチュリオンは、世界初の海上時計H1とその発明者ジョン・ハリソンを乗せた艦です。クック船長の航海も凄かった。とても面白い本です!2018/11/20
ヒラK
0
大航海時代といえばまずスペイン、ポルトガルが浮かび、遂に覇者となったのはイギリス、アメリカということで、イギリスにおける帆船発達の過程を辿る話がまず5話(この後「反乱と海戦編に続く」)。対アルマダは先ごろ別の本で読んだばかりなので復習的だったが、艦隊の動きが図解してあって分かりやすかった。個人的には帆船時代のオランダの重要性が目からウロコ。イギリスオランダ戦争でこんなにすごかったのか!なのにイギリス有利の戦後結果から、イギリス外交の強かさが垣間見れた。2015/04/01
あめりこ
0
船から歴史をたどるすごく面白い本でした。海の覇権を争うヨーロッパの海戦の詳細がとても興味深かったです。海賊を巧みに利用したエリザベス1世はすごい!2013/12/31
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