ワニ文庫<br> 刀と真剣勝負 ~日本刀の虚実~

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ワニ文庫
刀と真剣勝負 ~日本刀の虚実~

  • 著者名:渡辺誠【著】
  • 価格 ¥774(本体¥704)
  • ベストセラーズ(2016/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784584393888

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内容説明

世界最高の刃物と呼ばれる「日本刀」。
本書は、そんな日本刀の強さが先人たちのいかなる知恵から創造されたのかを明らかに。
また、科学的な視点で、製作に用いる原料の秘密にまで立ち入って探ります。
さらに“居合”や“試し斬り”といった、今も真剣を使用する武道に言及し、歴史の上にその実用性がどのような姿で発現したかを検証。
おのれの死生を一剣に託して乱世を生きた、「剣豪」と世にいわれる男たちの佩刀【はいとう】にまつわる伝説、その作者も紹介します。
奥深き日本刀の世界に親しむ格好の入門書。

第1章 「かたな」とチャンバラ―日本刀の虚実
第2章 「最強の刀剣」の秘密―日本刀の科学
第3章 試し斬りの世界―「業物」の真実
第4章 真剣勝負と刀―居合その他について
第5章 「刀は武士の魂」考―サムライの刀剣習俗
第6章 剣豪の佩刀―その伝説と刀工
第7章 日本刀とのつきあい方―取扱い、手入れ、保存

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

塩崎 周司

7
本書は、居合者である小生にとって興味深いなかなかの本だ。真剣勝負とチャンバラ、そこにはどんな違いがあるのか、といった目からうろこな指摘が素晴らしい。たとえば、桜田門外の変で水戸浪士が井伊直弼を暗殺した。その時の水戸浪士の話。「目の前が真っ暗になり、気がついたら味方同士で斬り合っていた」というエピソードは真剣勝負の恐怖な緊張感をよく物語っている。本書は保存版としよう。2017/07/29

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