世界ナンバーワンの日本の小さな会社

個数:1
紙書籍版価格
¥1,628
  • 電子書籍
  • Reader

世界ナンバーワンの日本の小さな会社

  • ISBN:9784844374909

ファイル: /

内容説明

「新しい時代のモノづくり、心の時代の経営のあり方、仕事の仕方、いきざまを教えられます。」

坂本光司(法政大学大学院政策創造研究科 教授)氏 推薦!


小さくても、いや、小さいからこそブランドをつくりたい!

日本が誇る世界ナンバーワン企業のニッチ・トップ戦略を徹底取材! <ニッチ・トップ戦略の新定義>


小さくても大きく成長したブランド「イチローズモルト」「ソメス」を育ててきた張本人である、肥土伊知郎氏(ベンチャーウイスキー取締役社長)、染谷昇氏(ソメスサドル代表取締役)への徹底取材から、「ニッチ・トップ戦略」を紐解いていきます。

私はこの取材を通して、ベンチャーウイスキーの肥土社長やソメスサドルの染谷社長が、真のイノベーターであることを実感しました。

両社が扱っている商材は、ウイスキーやカバン・バッグというモノであり、私たちの住む世界にとって特に目新しい類の商品ではありません。

それにもかかわらず、なぜ後発で〝ナンバーワン〟の称号を手に入れられるまでになるのでしょうか?

「秩父で造ることにこだわったウイスキー」「馬具職人がつくるカバン・バッグ」という〝意味〟を見出し、それを基盤に〝世界で唯一の物語〟による価値を発見しています。

このブランド価値を創造する過程こそが、特に中小・ベンチャー企業にかぎらず、公的機関や支援機関の方々も含めたリーダーにとって、両社長から学ぶべきもっとも大きな教訓であると私は確信しています。

しかも、両社長とも「ほぼゼロ」からブランドをスタートさせているように、挑戦することの価値を教えていただけます。

肥土社長、染谷社長の生い立ちや成長、気づきについて知りたい方にとって、読み物としても読み応えがあります。

ブランディングの実践を学びたい方は第3章「小さいけれども、地元に愛されて、独り立ちするブランドづくり」までお読みいただければと思います。

本書で取り上げた企業・・・

・ベンチャーウイスキー

・ソメスサドル

・さくらひめプロジェクト

・四万十とおわ

・小田急百貨店

・石垣島スパイスマーケット

・ミマツ工芸

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しぇるぱ

1
普通、この種の本は優秀な企業を幾つも並べるものだ。ベンチャーウィスキー、ソメスサドル、紹介している会社は2社だけだ。ベンチャーウィスキー、父親の会社は潰れたが、ウィスキーの樽を引き継いで、イチローズウィスキーのブランドを立ち上げて、アメリカのウィスキー専門誌で優秀の評価を勝ち取った。野球のイチローから名前を付けたのではない。社長の名前が肥土伊知郎、ここから来ているのだ。ソメスサドル、日本唯一の馬具メーカー、馬具だけでは市場が狭すぎる。カバンなどの皮革製品で浸透していった。社長が染谷昇、染の鞍、社名の由来は2016/11/29

Kazuo Ebihara

1
「イチローズモルト」ウイスキーを生んだ肥土(あくと)伊知郎社長。 「ソメスサドル」皮製品を生んだ染谷昇社長。 二人が語る瀕死の企業を復活させ、 世界と戦える商品、ブランドを生み出し、 地域を活性化へと導く道筋。 第3章の著者によるビジネススクール的解説は不要。 イチローもイチローズモルトもソメスサドルも、 歴史を積み重ね、ホンモノへの道を一路邁進だね。 2016/08/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11102959
  • ご注意事項

最近チェックした商品