講談社の創作絵本<br> おじさんのかさ

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講談社の創作絵本
おじさんのかさ

  • 著者名:佐野洋子【作・絵】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 講談社(2016/08発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061318809

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

りっぱなかさがぬれるのがいやで、かさをさそうとしないおじさん。ある雨の日、子どもたちの歌をきいたおじさんは、はじめてかさを広げてみました。すると……。*この絵本は文字の大きさを変えることができます。そのため紙の絵本とは文字の配置が異なります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

173
読後の次男。おじさんが、かさを使わなかった理由が不思議だったみたい。「お婆ちゃんからもらった”赤いスーパーボール”と同じかな?」と会話。何の変哲も無い小さなスーパーボール。次男にとっては、とても想いいれがあるみたい。そんな想いを大切にしてもいいのかなぁ。おじさんも同じじゃない・・・。そんな”想いいれ”を思い浮かべます。佐野氏の絵、はそんなおじさんの心境をとても表している気がします。特に、最後のおくさんの表情がいいなぁ、と感じます。2013/01/06

seacalf

160
お気に入りの傘を眺めてうっとりとしてしまうおじさんの気持ち、よくわかるわかる。大事にし過ぎてしまって、端から見るとヘンテコな振る舞いに見えることを上手に表現していること。それでも子供達の会話に耳をすませて、本来の傘らしい用途に気付いて素直に雨音や水跳ねの音を楽しめるようになったおじさんがキュート。心をほどいて、日常にあふれたささやかな喜びを見いだしてくれる。大切な傘を電車内に置き忘れた経験以来、持ち歩かなくなってしまったけれど、そろそろまたお気に入りの一本を探してみようかな。ポンポロロンを聴いてみたいな。2020/09/08

舟江

118
ドラマ「この声を君に」で読んでいたので、図書館で立ち読みした。使うべき道具を、床の間に飾って置くようなことは、確かに心当たりがある。作者の名前を見て納得した。2017/11/04

♪みどりpiyopiyo♪

110
おじさんは、とっても りっぱなかさを もっていました。くろくて ほそくて、ぴかぴかひかった つえのようでした。■ああ、これ 好きだ~♪ 大事な宝物を だいじにし過ぎちゃうこと あるよね。楽しそうな人を見て、あれ?っておもうんだよね。■あめが ふったら ポンポロロン あめが ふったら ピッチャンチャン  新しいたのしみ。おじさん よかったね ( ' ᵕ ' ) 2017/07/04

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

95
♪あめがふったらポンポロロン あめがふったらピッチャンチャン♪ 青で縁どりされた涼しげな絵本です。出かける時は必ずかさを持っていくおじさん。黒くて、細くて、ピカピカ光る立派なかさを、おじさんはとてもとても大切にしていました。ちょっとくらいの雨なら開かない。大雨でも開かない。だって、大切なかさが濡れてしまうから……。でもね、おじさん。雨の日にかさが奏でる音楽もなかなか良いものですよ♪ 1992年5月初版。梅雨の時期になると読みたくなる本です。2015/07/01

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