0秒リーダーシップ

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0秒リーダーシップ

  • ISBN:9784799104941

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内容説明

グーグル(現Alphabet社)やモルガン・スタンレー等にて、長年、人材開発やリーダーシップ開発に携わってきた日本在住16年の著者が、日本のビジネスパーソンに向けて日本語で語る1冊。

そもそもリーダーシップとは、「リーダーだけが発揮すればいい」というものではありません。
「年齢、肩書、職種、役割に関係なく、だれもが発揮できる力」がリーダーシップです。

・新しいプロジェクトを始めること
・新しいチームをつくること
・知らない人に声をかけること
・隣の部署が何をしているか聞いてみること
・未知のジャンルに取り組むこと
・新しい仕事のやり方を提案すること
・「私がやります」と手を挙げること
・みんなとは違う意見を口にすること
・あえて空気を壊す発言をすること
・新規事業を立ち上げること
・イノベーションを起こして世の中を変えること

これらはすべて、リーダーシップの範囲です。つまり、リーダーシップとは、自身や組織の成長のために、「従来の自分の枠を超えて、新たな一歩を踏み出す力」を言います。

グローバル企業で成果を上げる人材は、若い頃からこういう姿勢や働き方がごく自然に身についていますが、日本ではまだまだ「肩書としてのリーダーだけがリーダーシップを発揮する」になりがち。
これは個人にとっても組織にとっても、非常にもったいないと、著者のピョートルさんは語ります。

そこで本書では、急速なグローバル化やデジタル化で世界が変化しつつある現在、いまこそ、まさに「0秒」で、個人がリーダーシップを発揮するために役立つ10個のマインド&スキルをわかりやすく紹介。

未来に向って、もっとアクティブにイノベーティブに働きたいすべての人へ!

目次

プロローグ 働き方が変わった ~誰もがリーダーシップを求められる時代~
第1章 だれでもリーダーシップ ~リスクを取って一歩踏み出す~
第2章 イノベーティブシンキング ~まったく新しい価値をつくる~
第3章 プロトタイプシンキング ~ビジネスのスピードを上げる~
第4章 デジタルリーダーシップ ~テクノロジーを味方につける~   
第5章 ラーニングアジリティ ~あらゆることから学んで使う~
第6章 コミュニティリーダーシップ ~人と人をどんどんつなげる~
第7章 コンプレクシティリーダーシップ ~複雑な問題に対応する~
第8章 エモーショナルインテリジェンス ~感情をコントロールする~
第9章 マインドフルリーダーシップ ~集中力と直感力を磨く~
第10章 リーダーシッププレゼンス ~影響力を発揮するために~

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

47
スマホもよく使うアプリもSNSも外国製で、イケアの北欧家具、ZARAやH&Mなどのファストファッション、ダイソンやルンバの掃除機など、身の回りには外国製品があふれている。シリコンバレーにある10億ドル規模の会社のファウンダーは、日本に引っ越してきて会社を立ち上げた。もはや、日本そのものがグローバルになりつつある。 世界がこれだけ激変しているのに、自分たちが何も変わらなければ、チャンスを逃すどころか、どんどん時代に取り残されてしまう。今こそ、まさに0秒で、個人がリーダーシップを発揮して動き出すべき時だ。2019/12/01

ミライ

36
グーグル・モルガンスタンレー出身の著者による仕事術本。タイトルに「0秒」とあるように、「考えるよりもまず先に動き出せ」をキーワードに主にグーグルで使われているマネジメント、マインドセット、マインドフルネス思考が紹介された一冊。失敗を重ねて重ねて乗り越えてきた著者の言葉だけに説得力がある内容だった。2019/08/06

けんとまん1007

33
リーダーシップということは、よく言われるのだが、実際は、かなり曖昧なまま使っている場合が多いと思う。その点、この本は、わかりやすい。影響力を行使するということ。誰でも、リーダーシップを発揮できる場がありうるということ。これを念頭に置いておくだけで、立ち居振る舞いが、随分と変わりうると思う。既知のこともあったが、再整理という点や、著者の体験からきているので、納得感もある。T型人間と、Π型人間というのが、その通りと思った。2018/01/06

またおやぢ

16
良書。役割としてのリーダーと、仕事を進める上での思考•行動としてのリーダーシップの違いを明らかにし、著者の経験により述べていることで、より実践的な内容となっている。自己のスキルとマインドを整え、言行一致の行動に落とし込むこと、そのための日々の振り返りの大切さも語られている。これらは、著者独自の考え方ではないが、洋の東西問わず、組織人に求められている思考や行動の本質は同じであると理解。ビジネス結果を最大化するには、個人と組織のエモーショナルインテリジェンスも同様に高める必要があるとする主張に首肯する一冊。2017/04/03

16
良書。「リーダーシップ」と銘打ってあるが、所謂「俺についてこい!」的なリーダーシップではなく、自分の考えをもって、周りに流されること無く、提案できる(いい意味で自己主張しよう)ということが説かれている。日本在住の外国人ということで日本人を客観的に見て、的確な指摘もあり、同意するとこも多かった。元々、グーグルで教育担当だったようで文章も分かり易く、でもしっかりと中身のある内容。繰り返し読んで自分自身、身につけられるようにしたい。2016/11/07

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