内容説明
中国・韓国はなぜ絶対に日本に勝てないのか。長い歴史の中で友好と反発を繰り返してきた日本・中国・朝鮮。しかし日本に持続的な安定社会が可能であったのに比べ、中国・朝鮮半島は一時的に興隆してもすぐに大乱が起こり、国家滅亡を繰り返すのが地政学的、歴史的な法則だった。古代から近代にかけて三カ国を訪れた諸外国人の記録や史実をもとに、日中韓を地政学、文化、民族性などから比較し、アジアの展望を分析する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪mi★ki♪
26
既知の事も多かったので流し読み。西洋人が(結構上から目線w)、日中韓で見た事体験した事を書き残した文献に、歴史的な事実を絡めて解説した台湾人が書いた本。宣教師、医師、旅行家、政治家など日本に対して全編に渡って非常に好意的。礼節を重んじ、窃盗など無く平和で庶民も教養深く勤勉と。日本にだって長所も短所も多々あるけどね。でも、海外旅行で日本人てだけで親切にして貰った事しかない私は、素直にありがとうと言っておく。w 残りの2か国に関しては、まあ、、ねぇ、南シナ海問題や対馬の仏像の事を考えれば、想定内。(^_^;)2017/02/21
ランラン
3
題名を見て思わず感心を示し読みましたが、期待外れでした。既成事実の積み重ねが多く、期待したほど知りたい事柄がほとんどなかった。しいて挙げれば中国は家と国を混同した倫理化があり民政を管理することが家政を管理することになっていること。また君主は人間の精神を古いままにとどめることにより君主の権力を永遠に守ることになっている点。2017/07/04
Yuuki Yamaguchi
1
中国，韓国は日本から最も近い外国だがそこに住む人の考え方，習慣，生活様式，宗教等が全く違う．古くから一番日本が交流してきた国なのにどうしてこうも違いがあるのか？また，なぜアジアで日本だけが独自に近代化を成功させることができたのか？中国と韓国が日本と違うのは国が何度も断絶していることや多数の民族が入り交じっていること，中華思想，儒教などの教えの違いが大きく，日本独自の「共存共生」とういう思想が最も大きな違いではないだろうか？古来から西洋人が日中韓を訪れて文献として残している．古来からその違いは明らかだ．2016/11/19
てつてつ
0
名だたる英国人、新聞記者が、日中韓のちがいを示してくれる、2018/10/25
