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内容説明
[オハナホロホロ]の鳥野しのが描く、無人島に持っていきたい短編集。 ―親愛なる君へ。ケッペキ症の美少年の恋[現代ファンタジー]から、お父さんの手紙がほしい盲目の子[昭和]、 宇宙で開かれる10年に1度の同窓会[SF]など、 心潤う手紙にまつわる5編を収録。 苺とアネモネ/白き使者/日雀<ひがら>/シュレディンガーの恋人/星の林に月の舟
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
honoka
42
秀逸。珠玉の短編集。表紙に全ての主人公達が描かれている。実に様々なジャンルの話であるのにも感嘆したが、特に最後の「星の林に月の舟」に何故だか涙が止まらない。2014/11/15
ももたろう
41
講談社タイガ文庫「雨の日も神様と相撲を」の表紙のイラストがとてもよかったので、鳥野しのさん読んでみました。他の方も書いていますが萩尾望都さんや竹宮恵子さんの雰囲気があって(入江亜季さんにも似てるかも)古いとか昭和くさいと言われちゃうかもしれないけど、やっぱりこういうの好きです!線が温かいんです。ぬくもりを感じるステキな絵だと思います。どの作品も説明しすぎないから、すごく余韻があって…だから、ひとりひとりの登場人物の背景や思いがどんななのかなぁって…次々と想像がふくらみました。2016/03/11
ソラ
40
題名の通り手紙を軸として短編集。前作のオハナホロホロみたいな現代を舞台にした作品は好きだけど、この作者のSFやミステリー風味の話はちょっと苦手。その中で日雀は良かった。2014/11/30
るぴん
36
手紙をテーマにした短編集。ファンタジーあり、ミステリーあり、SFあり…手紙もラブレター、密書、招待状と様々。初読み作家さんだったけれど、どれも内容、絵柄共に素晴らしい珠玉の短編集だった!「日雀」、「シュレディンガーの恋人」、「星の林に月の舟」が特にお気に入り♫「星の林に〜」は萩尾望都さんのSF作品の雰囲気が漂う。ラストはうるっとした(/ _ ; )買って良かった大満足の一冊(*^^*)2015/04/17
天の川
30
手紙にまつわる短編集。時代設定や題材がバラエティに富んでいて、いずれもじんわりと心に沁みる話でした。「手紙」というツールが温かさを持っているからでしょう。躍動感溢れる16世紀イギリスを舞台にした「白き使者」、昭和初期のしっとりとした情感あふれる「日雀」、クリスティーばりのミステリー「シュレディンガーの恋人」…どれも好きだけれど、昔の萩尾望都さんや竹宮恵子さんを思い出させるSF「星の林に月の舟」の寂寥感がたまらなく良いです。2016/01/22
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