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内容説明
「三人で裸になってキスしたり抱きあったり女同士の楽しさを教えてあげたいのよ」小説家のマゴベエと大学講師のレイは同性カップル。二人に憧れをいだく京との、三人の甘く愛しい時間は永遠につづくものと思われたが…。(「sweet lovin’ baby」) 著者によるベストセレクション9編!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たこい☆きよし
1
『LOVE MY LIFE』『インディゴ・ブルー』で地歩を固めたことで、1990年代の短編を集成した短編集がまとめられた。あとがきでは「調子の悪い時期」に描いたとされる「深雪」が後の方向性の萌芽を内包していた、というのが興味深い。古い作品はLaLaでのデビュー当時の独特のリズム感、会話のセンスが感じられて、そういうところがデビュー作からのファンにはちょっとうれしい。2022/07/01
秋
1
短編集。女の子一人ひとりが可愛らしく描かれていた。やまじえびねの作品は登場人物すべてが魅力的。2013/03/02
いちこ
1
キャラクター一人一人の性格が憎めなくて、愛しい。エゴの塊な人とかもいるけど言い分もよくわかる。それぞれの人間の生き方を示した本。それにしても洋服のコーディネイトのセンスが抜群!やまじさんというと音楽の話題も豊富。色んなセンスの良さが垣間見れる。2009/11/11
龍國竣/リュウゴク
0
表題作は、三人の女性の複雑な心境を綴った作品。同性である女を愛し、しかし男にプロポーズされて、その行く先は。「美雪」は調子の悪い時期に書いたそうですが、細い線には病的な影も。最後の作品は子供に対する愛情があって良かった。2011/10/28
toshi
0
9編の短編集(内、びあんものは表題作他3編)まず帯の言葉がよかった『三人で裸になってキスしたり抱きあったり女同士の楽しさを教えてあげたいのよ』期待しながら読んでみれば、表題作は切ない話。びあんと結婚って基本的には相反するものだからね。作者はマゴベエが好きでみんなにわかってもらえるのかと心配したらしいが、私にとっては微妙なところ。最後の「僕の小さいルナ」での淡々とした感じがやまじさんぽくて1番好きかな。 2003/05/12