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内容説明
「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる」をモットーとする作家・林真理子。中学時代はいじめられっ子、その後もずっと怠け者だった自分が、なぜ強い野心を持つ人間になったのか。全敗した就職試験、どん底時代を経ての鮮烈なデビュー、その後のバッシングを振り返り、野心まる出しだった過去の自分に少し赤面しながらも、“低め安定”の世の中にあえて「野心」の必要性を説く。
目次
はじめに
第一章 野心が足りない
第二章 野心のモチベーション
第三章 野心の履歴書
第四章 野心と女の一生
第五章 野心の幸福論
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
327
著者の本を始めて読んだが非常にストイックな人だなと思った。中々私も合わせて今時の若い人はそんな生き方が出来ていないなぁと実感した。2013/04/26
morinokazedayori
292
★★★★いい意味での「野心」は向上心の元となり、努力を続けるためのエネルギーとなる。自分が何を求めているのか自分と対話し、野心をもって日々成長することのよさを説く。また、子育てや仕事に追われつつもエネルギッシュに生きる、様々な野心家の女性の生き方が紹介されている。ありのままを認めて物事に執着しない、穏やかな生き方を説く本とは正反対。久々のギラギラした本で、エネルギーを注入できた。女性の生き方の部分は特に、結婚や就職前の若い世代にお薦め。どういう一生を送りたいか考える、よいヒントになりそう。2016/05/30
みゃーこ
189
もう…昔から叩かれるだけあってすごいよね。ミーハーだし、ある種現実的だし、迫力あるキャラだな~と思うけど、ムッとする部分もあるけど、最近、このぐらいハードな本音トークがいいわ。何かを読んだって気がするし、何かを考えさせられた、って感じがする。最初は自慢話か、と思うのだが、それも退屈させないまま後半の肝心のメッセージ、「世の女よ、大志を抱け!」と。野心の方向が大衆思考だ。「金」「容姿」「一流」「金持ち男」など…幸せの定義に斬新さはないまま。2013/08/26
ミカママ
151
話題作なんですね。デビューのころから彼女の作品はほぼ読破している私には、ちょっと焼き直し感強かったかな。講演で真理子さん本人が聴衆に直接語りかけている口調なのが売れている原因かも。若い人は本を読まないらしいので。そして内容もまさに若い世代へのはっぱかけ。ただし、真理子さんがのし上がった当時とは時代が違うので、今の若い人がこれを真似しても・・・という気も。でも、上を向いて努力を続けるのは大事なことです、若いみなさん。2013/08/17
bunmei
139
コピーライターで作家の林真理子氏。彼女は、大学卒業後の就職に失敗し、自分の思いとは違う仕事内容に業を煮やし、糸井重里氏のコピーライター養成所に通ったそうです。そこで糸井氏のバックアップもあり、自分磨き始めました。しかし、今に至るまでには、厳しい生活環境の中で、形振り構わず必死に這い上がって来たことが本誌からも伺えます。その根底にあったのが「今の自分を、いつかきっと見返す自分になるという野心」と「小さな成功体験を大切にして、自信を積み重ねる努力」だったそうです。何事にも、一朝一夕の成功は無いのですね。 2018/05/08
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