ダン・カーター 自伝 - ー―オールブラックス伝説の10番―ー

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ダン・カーター 自伝 - ー―オールブラックス伝説の10番―ー

  • ISBN:9784491032351

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内容説明

順風満帆に映る彼のラグビー人生は決して平たんなものではなかった。度重なる怪我、若手の台頭、その中で起こる日々の葛藤。本書にはカーターの成功と失敗の歴史が刻まれている。それは、私が描いていた彼のイメージからはかい離していた。プレーから推測する彼のイメージは、もっと冷静沈着なものであったが、その仮説は間違っていた。ダン・カーターは、我々と同じように苦悩・煩悶し勝利に一喜一憂する一人のラガーマンであり、誰も真似できないパフォーマンスを発揮する唯一無二のラグビープレーヤーである。どちらの切り口も彼を的確に表現している。(野澤武史氏の解説より)

目次

序文 1
プロローグ 栄光と原点
第1章 暗くなるまで遊び続けた
第2章 ティーンエイジ・キック
ファイナルイヤー・ダイアリー 1
ロンドン、二〇一四年一一月四日
第3章 若き冒険の日々
第4章 カンタベリーの更衣室
ファイナルイヤー・ダイアリー 2
ロンドン、二〇一四年一一月一一日/オークランド、二〇一四年一二月一日
第5章 夢の舞台へ
第6章 どこにも通じていない道
ファイナルイヤー・ダイアリー 3
クライストチャーチ、二〇一五年一月二六日/クライストチャーチ、二〇一五年二月一五日/クライストチャーチ、二〇一五年二月二二日
第7章 大勝利とニアミス
第8章 ワールドカップの夢
ファイナルイヤー・ダイアリー 4
クライストチャーチ、二〇一五年五月二一日/オークランド、二〇一五年六月三日
第9章 痛い目に遭いながらビジネスを学ぶ
第10章 甘くて苦いサバティカル
ファイナルイヤー・ダイアリー 5
オークランド、二〇一五年七月六日
第11章 オールブラックスのつまずきと復活
第12章 二〇一一年二月二二日
ファイナルイヤー・ダイアリー 6
オークランド、二〇一五年八月五日
第13章 歴史がつくられるのをスタンドから見ていた
第14章 結婚式、ピーク、故障
ファイナルイヤー・ダイアリー 7
ウェリントン、二〇一五年八月三〇日
第15章 引退したい
第16章 パトリオット・ゲーム
ファイナルイヤー・ダイアリー 8
スウォンジー、二〇一五年一〇月一二日/サリー、二〇一五年一〇月二六日
謝辞
解説

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HaruNuevo

10
この後、フランスで活躍して、まさか日本でプレーするとは想像もつかなかった。 カーターがプレーした年のスティーラーズは、カーターの判断力、プレースタイルとチームのスタイルが完全に噛み合って、手のつけられない圧倒的な強さだった。 『心の内側にどんな思いを抱えていようとも、表向きは強い人間を演じなければならないのだ。』という一行がとても印象的だった。 オーストラリアの元主将も内面の療養のためにチームを離れた時期があったし、イングランドのファレル選手も先日しばし代表チームから離れると発表したばかりだ。 2023/12/02

ハーちゃん

6
所詮は「にわか」なのでダン・カーターは知りませんでしたが、凄い選手だったのは分かりました 前に錦織の本も読みましたが、「移動移動で何回もケガをする」って所が似ていましたが、錦織以上にケガに苦しんでると思いました 「何カ月もリハビリを続けて、数試合出てまた何カ月もリハビリ」心が折れずに続けていたのが凄いです そして最後はワールドカップで有終の美。かっこよすぎます 最後の解説で、ダン・カーターの何が凄いかも載ってて良かったです ラグビーは本当に過酷なのがよく分かりました 今日はイングランド戦見ます!! 2019/10/26

タイガー@津軽衆

6
通算70冊、12月6冊目読了。今年は結局あんまり読書できなかったので来年はまた100冊位はと思っている次第です。ダンカーターは今年は神戸製鋼に来てくれて大活躍。スーパースターではありますが、そこにのぼりつめるまでの苦労が書かれています。ラグビーに興味がなくても十分楽しめますし、勉強になります。2018/12/30

はち

3
会話がほとんど出てこないため文字がビッシリの本ですが、結構内容にのめり込みながら読めるので、長くは感じません。自伝なのと、思ったよりも失敗談や、やらかしたエピソードも多く、オールブラックスのスーパースターのような感じには読んでて思いにくいですが、本人が謙虚なのと内向的な性格というのが内容をそうさせているのかもしれません。目の前のことを一生懸命に取り組んでいると、いつの間にか凄いことになっていたのかなと思います。本の構成もちょっと考えられてて面白かったです。2019/10/24

しょうた

3
20歳前後の若い時に低賃金のアルバイト生活を経験し、2011年のワールドカップではケガに泣かされ、2015年のワールドカップ時もフランス戦でケガをして満身創痍のなか優勝に大きく貢献。 決して順調満帆というわけではなかったことに親近感を覚えた。2019/07/11

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