2050 近未来シミュレーション日本復活

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2050 近未来シミュレーション日本復活

  • ISBN:9784492396315

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内容説明

2050年、ある米国人が久方ぶりに羽田に降りたつと、日本は見違えるほど活力のある国になっていた。バブルの崩壊以降、長らく低迷から立ち直れなかったこの国が、たった35年でどのように復活を遂げたのか? そんな仮想の設定に基づき、2015年以降の日本の歩みを“近未来シミュレーション”として創作。こうすれば日本が経済復興を遂げ、人口減少を食い止め、地政学的により大きな役割を担う大国になれると処方箋を提言した一冊。日本の復活が単に日本のためだけではなく、米国をはじめとする世界全体にとっていかに重要なものかについても説明した、全米知日派の間で話題の書。
【主な内容】
●2017年、中国による「尖閣占領」危機
●米軍撤退。日米同盟から集団安全保障体制へ
●有力企業を外資が買収。日本株式会社は完全崩壊
●移民受入れと出生率回復で総人口は1億4000万人に
●英語公用化で日本の国際競争力は急上昇する
●2050年、日本の成長率は4.5%に達し米国と並ぶ大国へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

40
2015年初出。中国の世紀ではなく、日本の世紀になるとは。2050年までに人口8800万人に減少、高齢化率40%と言われていた。2300年に日本人絶滅の予測もあった(40頁)。そんな日本の明るい未来像を解明していく本。2014年9月初め、川内原発で休火山の危険なしの判断。だが、29日、御嶽山噴火。15年浅間山、口永良部島、16年桜島や阿蘇山噴火。4月に熊本地震。そして、来年3月、再度桜島と霧島山噴火で川内原発到達、原子炉2基破壊の未来像(49頁)。ホントか、どうか。2017/02/24

たんかれ~

19
2050年、復活を遂げた日本の姿とそのプロセスを描く。結構リアルで考えさせられます。大前研一さんの意見に近いかな。2020年から50年までの復活劇はちょっと楽観が過ぎるとも思えるけど、あり得なくはないストーリー。興味深いポイント:ソニーとサムスンの合併/エネルギー独立国(送電網、IFR、メタンハイドレードガス)/雇用体制の見直し/地方分権/バイリンガル国家。2016/08/23

おおたん

15
著者の経験と考察を踏まえ、日本の未来を予測推測した本です。過去の事実と当時「2015年」のデータを基づいて、未来に向けてどうなっていくのか?ということが書かれています。少し難しいこともありましたが、知らなかったこともあり、投資という視点で読むと、気づきあるものになりました。キーワードは、「女性」「英語」「医療」「エネルギー」。そして、たしかに改めて感じたのは、世界に対しての日本の影響力。対外直接投資額などを考えれば、ある一定程度は、日本経済を衰退させないような動きが発生すると感じました。2021/03/02

GASHOW

12
米国商務省の経験のある著者の分析は素晴らしい。日本の官僚制度が問題であることを説明してくれる。読んでいて、気持が良かった。原因がわかっても官僚機構を無くすことはできないので、解決策はみえていない。それでもなんとか日本は乗り越えるという希望的観測でバラ色の未来となっているが、現状の課題については政府の人はぜひ読んでもらいたい。2016/11/07

12
【立読】現在存在している日本のさまざまな問題点(尖閣、少子化、エネルギー等)が将来(2050年)の時点でどのようになっているか推測(?)した内容。すべてがそうなっているのか断言できないが、これらの問題を再認識、どのように解決、発展させていくべきが考察する切掛になる。著者の意見では米国にとっても日本の発展は必要なことで、ほんとうならいいのだが。。。2016/09/04

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