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内容説明
北陸の勝野市、田園地帯の集落で火葬場から老夫婦の焼死体が見つかる。警察は老老介護の末の心中と結論付ける。事件から半年後、東京で週刊誌記者をしている伊能は取材ため勝野市を訪れる。近隣住民の口は重く難航する取材のなか伊能は、地域の雑貨屋の駐車場に残る濃いタイヤ痕、焼死した夫婦が事件の半年前に車を買い替えたこと、挙動不審な小学生という三つの『不自然』に気付く。それは事件の深淵へ至る第一歩であった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さめ
9
こういうの駄目なんです。弱いんです。目が腫れてしまう。実際にあった事件を元に作者さんが肉付けした物語ということですが、最初完全なるノンフィクションなのかと思って読んでいました。主役のお二人がとても素敵なご夫婦で、もうやりきれない…。辛いしやるせなくて仕様がないけども、幸せな結末なのだと私は解釈しています。2017/10/11
とし
8
かつて一時期話題になった「福井火葬場心中事件(Wikibedia)」をモチーフにした作品。心中の動機を単なる「将来への悲観」ではないとしたところにドラマの肝がある。全体をテンポよくまとめてあって読みやすい反面、ややご都合なところは否めない。好き嫌いは分かれると思うが、私はよかった。2016/09/05
みこ氏
7
それでも焼死は厭だ2017/06/08
チャリー・コグコグ
6
老老介護の末の心中事件のお話。老老介護、焼身自殺、虐待、限界集落、認知症と重たいストーリーを緩いタッチの画が和ませる。人生の最後になにをよろこびとするかラストのページが意味深いく読後感は悪くない。2時間ドラマとかになりそう。2016/08/12
ねぎ
4
老夫婦が、火葬場で自殺。残ったタイヤ痕から知る二人のこと。決めたあとは色々となんだか穏やかに見える二人。それまでは回りを巻き込んで、悩んだり苦しんだり。赤周はなんかもっと他の手段はなかったのかな。ただ、穏やかな時間は、なんともいえない気分になった。ただお互いにとてもいい伴侶にみえる。そのあとの二人の姿が胸に刺さる2017/11/01
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