内容説明
現代社会で失われた〈居場所〉をとりもどすために考えられることとは――
社会学、哲学、教育学、生命倫理学等からの学際的アプローチ。
成長・競争以外の価値に基づくさまざまな〈居場所〉をめぐる議論。人間の成熟をもたらす場としての〈居場所〉とは何か、という視点から、成長・競争社会のあり方を問い直す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう。
40
今日の新自由主義的な強固な競争的・自己責任的・管理的社会のなかで居場所そのものが奪われている状況にあるなかで、あらためて居場所とは何なのか、それを取り戻すにはどうすればいいのかを考察した内容です。居場所とは、その場にいることで存在意義を感じることが最低限必要です。そのためには他者からの承認があり、自己肯定感が育まれる場でなければありません。一人での場だとしても、何かしらの関係性があるからこそ居場所へと発展するのだと思います。とても考えさせられた内容の濃い本でした。おすすめです。2019/01/22
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