内容説明
その夜も、バー「アラン」では
ひとりの若者とマスターの、幸せをめぐる
人生談義が繰り広げられようとしていた。
バーのマスターは、
世界で一番美しいと言われた世界的ベストセラー、
アランの『幸福論』を基に、
人生に思い悩む若者にアドバイスを提示する。
バーの名前「アラン」は、『幸福論』のアランが由来だ。
バーのマスターの言葉は、
嘘偽りなく含蓄があり、強くあたたかい。
具体的でいて、なおかつ、
誰でも今すぐに実践できるものばかりだ。
なぜなら、それは、マスター自身も
アランの『幸福論』に救われた経験があるから。
マスターのアドバイスは、
すぐに変化を求めがちな若者からも支持が厚い。
さあ、あなたも若者と一緒に
バー「アラン」へ足を踏み入れませんか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanki
18
悲しみ病。想像して不幸を増幅。自分の感情にだまされないように。敵は相手でなく自分。自分を味方に2023/05/02
きよちゃん
4
自業自得だが心がかなり凹むことがあって、しばらく塞ぎ込んでいたが、この本を読んで、少し心が軽くなった。微笑み、上機嫌、幸福な言葉、この辺りを大切に、一日一日を無事に生きられる幸せを噛み締めて生きていこうと、少し思えるようになった。2017/01/17
kousuke
3
根拠や具体例もなく、ただ意見を押し付けられているような感じがして納得感がなく身にはならなそうです。また、アランの幸福論とどの程度関係性があるのかもわからないままでした。2019/04/25
葉
3
幸福だからものごとがうまくいくという因果関係を示している。負の感情は自然にわいてこず、自分のせいであるとしている。そこで、悲しみにひれ伏してはいけないとして、理由を考えることや癖をポジティブな方に持っていくことが推奨されている。リスクを怖がっていたら幸せになれない。本気で行動してこそ欲しいものは手に入る。まずは手の届くことからチャレンジして、悩む前に集中すべきとのこと。2016/09/05
Suzu
2
アランの「幸福論」をもとにアランの言葉や考え方をバーのマスターと客の会話で紹介している。兎に角いつでも上機嫌でいることの大切さをくどいほど伝えている。不幸を作るのも育てるのも自分である。悲しみに浸らず病気だと思えばすぐに抜け出せる。幸せを作るのも自分。幸福には意志の力がいり、幸福になりたければ自ら幸福になると誓うこと。この本の元になっているアランの幸福論も読んでみたい。2017/08/13