西洋古家具店アシュリと白い猫

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西洋古家具店アシュリと白い猫

  • 著者名:岡篠名桜
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 光文社(2016/07発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334911072

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内容説明

大阪ミナミの雑居ビルにある、「ビンテージ&アンティークショップ アシュリ」。アメリカのミッドセンチュリー家具を中心とした西洋古家具店だ。ふと訪れた女子大生の季子は、店頭にあった猫のブックエンドを誤って壊してしまったのをきっかけに、アルバイトをすることになった。時を経た家具に囲まれた店は落ちつくけれど、店長も来客もなんだか謎めいていて――。使い込まれた家具が呼び込む、謎と記憶の、奇蹟によく似た物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みかん🍊

89
たまたま訪れた古家具店で猫のブックエンドを破損してしまった為にアルバイトをする事になった女子大生と雇われ店長や神出鬼没なオーナー店に訪れる謎めいた人々とのちょっとした謎やほっこりするエピソード。長く使った物にはやはり味も思い入れもあって唯のガラクタとか中古品とは言い切れない良さもある。タイトルに猫がついているが、猫はあるキーワードにはなっているがあまり出て来ない。2017/02/16

はな

40
図書館本。アシュリって何?と思っていたら予想外でそこにまず驚き。白い猫はでてくるけれど、そこまで重要なポイントではないような気もします。制作会社がメインのクライアントなアンティークショップとなっていて、確かに家具とかどうしているのかなと思うものもあったのでちょっと納得しました。オーナーの神出鬼没さにちょっと引っ掛かりも覚えながらも全体的に面白かったです。2016/09/29

ハッピースマイル

31
登場人物がみんなそれぞれの温かみがあって、いいなぁと思った。今、仕事もしてないし、友人も少ない私なので、羨ましい。横文字の家具の名前は私も苦手…。2016/09/06

よっち

27
ふとしたきっかけから入った西洋古家具店アシュリで、店頭にあった猫のブックエンドを誤って壊してしまった女子大生季子が、それをきっかけにお店で働くようになり、様々な客のトラブルを一緒に解決する物語。アンティークをレンタルをしているアシュリを舞台に、実家にあった鏡台の秘密、ビューローに挟まった半紙の謎、徘徊老人の想い、そしてラッキーキャットの謎といった出来事に飄々とした雇われ店長・岸野と共に挑む展開は、それぞれいい方向に向かいそうな予感のある結末で読後感は悪くなかったです。続巻あるようならまた読んでみたいです。2016/08/19

ぽぽ♪

23
岡篠さん初読みです。うっかり猫のアンティークブックエンドを壊してしまった季子。アンティークショップ・アシュリを中心に持ち込まれる日常の謎。ちょっとビターだけどほんわかしたストーリーで好みでした。オーナーの神出鬼没っぷりがお気に入り(笑)続編あったら読みたいです。2016/08/29

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