PIED PIPER DAYS

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PIED PIPER DAYS

  • ISBN:9784845628278

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内容説明

日本のロックの貴重な証言者にして 豊富な知識で数々の名盤を紹介してきた ポップスの水先案内人によるマジカルな音楽体験記

70年代はシュガー・ベイブ~ティン・パン・アレー~細野晴臣のマネージャーとして、80年代は伝説のレコード・ショップ、パイドパイパーハウスの店主として、国内外の音楽シーンを見つめてきた長門芳郎による初の回顧録。シュガー・ベイブ誕生秘話、未発表作品も含むティン・パン・アレーの関連作やコンサートにおける数々の逸話、小説にも登場し流行の最前線といわれたレコード・ショップの店頭での出来事、渋谷系勃興前夜の東京の音楽シーン、さらに取材、招聘やプロデュース、リイシューを通じた海外ミュージシャンとの交流などが、貴重な写真や資料をまじえて丹念に綴られる。関連作を紹介するディスク・ガイド付き。

目次

■DO YOU BELIEVE IN MAGIC? プロローグ
■ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY 1972-1977
■MAGICAL CONNECTION 1978-1989
■LOOKING FOR YOU エピローグ
■ディスクガイド
■巻末付録:パイドパイパーハウス全広告
(10年以上にわたって毎月『ミュージック・マガジン』に掲載された広告を複写して収録)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アズル

21
料理を作りながら、パラパラと。本腰入れて読んだ方が面白いと思います。スージー甘金さんイラストのクリスマスアルバム、何の前知識もなく、買って持っていました。ドリームズヴィルのマグカップが家のどこかにあります。2016/08/08

山田太郎

14
東京に住んでないので、よく知らないレコード屋さんではありますが、よい時代だったんだなと。ネットで聞けるし、現物も手に入るし、ブックオフ以外行くこともないというかがそもそもコロナで外出しないし。細野晴臣の偉大さがわかるというかすごいなと。すべての道は細野晴臣に通じている。2022/01/10

阿部義彦

10
初代シュガーベイブのマネージャー、そこから細野晴臣さんやティンパン・アレイのマネージャーそして伝説のレコードショップパイドパイパーハウスの店主として長年音楽に関わりイベントや自主レーベルも立ち上げて今も精力的に活動する長門芳郎さん自らのペンによる自叙伝かつクロニクルです。山下達郎、大貫妙子との出会いから細野晴臣さんの中華街コンサートの事、ニュヨーク在住のアーチストとの交流、ヴァンダイク・パークス、ドクタージョン、ローラ・二ーロとの交流などなど収められてる写真を見るだけでも驚きです!聴きたいCD増えまくり!2016/07/26

ナポリノロク

4
Kindle Unlimitedにあるのを発見して一日で読んだ。長門芳郎さんの自伝。誰?と言うのは調べてもらうとして、なんというか自慢話に次ぐ自慢話なのだが、ミュージシャン本人でないからこその情報量の大変多い自慢話。自慢話ってのはこうでないとね。興味深く読めました。さだまさしの従兄弟の精霊船を流した話(その時のことが歌になったのが、かの「精霊流し」)はここで初めて知りました。2020/06/27

arnie ozawa

2
先日読んだ「聴かずに死ねるか! 小さな呼び屋トムス・キャビンの全仕事」と重なる時代、世界をミュージシャンマネージメント、レコード屋、レーベル運営の視点から描く。実は日本のポピュラーミュージックがはっぴいえんど前後からテクノ、ニューウェイヴを経て渋谷系に至るまで繋がっていることが判る。80年代以降は私自身の経験とも重なるので楽しく読むことができた。2021/03/14

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