内容説明
長い人生を生きてきた果てに、介護利用者となった高齢者たち。そんな利用者さんたちが、ヘルパーに優しく、時に厳しく語りかける。自分の人生のこと、そして家族と過ごした思い出を…。涙があふれてホッとする、実録介護エッセイコミック。信頼と熱い涙で彩られる感動エピソード24篇を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ochatomo
7
「実録!介護のオシゴト」後のエレガンスイブ連載 個性がはっきりしてくる最晩年をほっこり描く 『長く生きてきたからこそ持てる深い優しさ』『夫婦という長い道のりは苦楽のひと言では言いつくせない無数の日常の積み重ね』『亡くなった人は心の中に生き続ける』 2016刊2024/11/07
航輝
1
介護の日常 介護あるある 色んな施設でのエピソード 利用者さんの数だけエピソードがあって確かに色んな施設ごとの違いはあるけど人の数だけ人生もある2023/03/25
あきこ
0
介護職のお仕事本第2段。前回の著者は男性で、今回は女性の介護士さん兼漫画家さん。前回同様スラスラ読了した。今回は介護職というお仕事は…という切り口でなく、お仕事の現場で実際に介護した(された)方々が主人公。その方のそれまでの生き方とか、家族との関わり方とか、胸の内にしまっている大切な気持ちとか、普段見ているその方の言動のもとがどこから来ているのか、お話を聞いたり、長く接していく中で著者が感じたこと、気付いたことが上手くまとめられていたように思う。人間って一面だけじゃわからない。深いなぁ、て思う。2018/04/13