筑摩選書<br> 天皇陵古墳への招待

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筑摩選書
天皇陵古墳への招待

  • 著者名:森浩一【著】
  • 価格 ¥1,595(本体¥1,450)
  • 筑摩書房(2016/07発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480015259

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内容説明

日本考古学の研究上最重要の対象である「天皇陵古墳」に対しては、残念ながら研究の基礎となる発掘作業なども行われていない。本書では、古墳の地理的位置・形状、『古事記』『日本書記』等の文献資料などを駆使し総合的アプローチを試みる。また、天皇陵古墳をめぐる考古学の歩みを考え、新しい研究への道を示す。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニコン

20
著者は有名な考古学者。考古学的方法によって古墳時代の天皇陵をわかりやすく解説しています。教科書で習った「仁徳天皇陵」は今「大山古墳」と言いますが、その呼び名を普及させたのは著者です。この本を持って関西へ・・・、行きたい。2014/05/30

ラグエル

15
現形を原形と即断してはならない、っていうのは、考えてみりゃあ当たり前のことで、なおさら、「文久の修陵」なんてあったからには。この史実は高校の日本史ぐらいで知っておくべきなのじゃあないのかな。幕府が天皇家を尊重する態度を見せるため陵を飾り、農民が田んぼの水を確保するため濠を広げ、なんて多分に政治的すぎる理由で遺跡が変身していくなんて。2011/10/10

月をみるもの

13
雄略天皇陵が、森さんの言うとおり高鷲丸山(円墳)でいいのか岡ミサンザイなのか、はたまたまったく別の古墳なのか、、、が気になる。。はよ連載おわって本にしてほしい>池澤さんの日経連載 https://www.nikkei.com/topic/20180829.html2019/02/17

fseigojp

8
宮内庁の陵墓法のため、古墳時代から飛鳥時代が考古学で未踏な状態 いつかは改善されるのだろうか2024/10/14

ラグエル

5
最近教科書で「仁徳天皇陵」を「大山古墳」と表記していて、何が起こっているんだろうと思っていたけど、この本で氷解。ふむふむ、天皇名を冠して古墳を呼ぶのは危険だわ。怒る人もいるかもしれないから言うけど、それは天皇に対する不敬ではないと思う。さしたる根拠もないのに、それをある天皇の墓だって言っているほうが、よっぽどその天皇に対する礼儀を欠いているでしょうに。2011/10/08

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