内容説明
依存症が増えています。
定番のアルコール依存症や、芸能人やスポーツ選手のニュースで記憶に新しい薬物依存症といった「物質」に依存するだけではありません。
パチンコや競馬、違法賭博などのギャンブル、ネット通販などの買い物、ケータイ、パソコン、ゲームなど「行為」への依存も増えています、ひきこもり、DVなどは「人間関係」への依存です。
依存症は家族を巻き込み、本人ともども破滅への道を進みます。
家族の病気、社会の病気と言っても過言ではありません。
イラストや図を多用し、依存症の仕組みから、家族が具体的に何をどうずればいいかなど、実用的な側面をやさしく解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
futabakouji2
5
依存症は対象に対してコントロールできない状況に陥ってしまうことだなと思った。ゲーム、パチンコ、競馬はあくまで趣味や娯楽でやっていれば問題ないはず。しかし、家庭や経済状況を顧みずに熱中すれば孤立する。防ぐ方法は色々あるだろうけど、まずは日記や1日の行動記録を取って自分を見つめ直すことだろう。2020/10/15
moe
1
物質依存症(アルコール、薬物、ニコチン、摂食障害)、行為への依存(ギャンブル、買い物、ネット、リストカット、ワーカホリック、性)、人間関係の依存(家族、DV,セックス)など様々な依存症について事例をあげて説明しています。わかりやすいです。2018/05/20
nem-nem
1
ひきこもりも依存症なんだってー。この本では「家族依存症」と呼んでいる。依存症というと、物や人に特別に執着するというイメージがあったけど、それだけに限らないんだね。2016/10/04
Akihiko Kimura
0
最近酒量が増えて、アルコール依存症かも?などと思ってたので、手にしました。依存症って、人間の弱い部分を突いてくると思った。2016/10/22
S
0
依存症になりやすい10タイプとして「プレッシャーに弱い」「逃げ腰」など挙げていたけれど、重要なのはそういった人たちがなにをきっかけに依存症に転ぶかなのでは。誰向けの本なのかよくわからなかった。2020/09/13