出版社内容情報
広大無辺の電脳空間(サイバースペース)とネオン煌く退廃都市が交錯する近未来。元・凄腕カウボーイのケイスは再起のため、「ヤバい仕事」を引き受ける
【目次】
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本屋のカガヤの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とも
24
新版が出たので再読。サイバーパンク、サイバースペースを世に送り出した伝説的名作。40年以上前の作でありかつ方々でコンセプト含め模倣され尽くされてるのだが、それでも強力な読み味。本家の味は強い。ネットが発達しAI全盛の現代の方が解像度高く読めた。 今回印象に残ったのは、リンダとの思い出とケイスの怒り。マエルクムっていいやつ。ウインターミュートの神出鬼没さと万能っぷりすごい。赤いLEDが光るブラウンかわええ、など。 本作は再読おすすめ。あらすじと用語や設定が頭に入ってると含意だらけの文を読むのが楽しい。2025/08/24
あき
5
新装版が出たので再読。訳文はそのまま、微修正のみ。再読にも関わらず読みにくい文に頻繁に迷子になる。誰が何をしているのかがぱっと分からない。しかしこの文、リズム、単語のチョイスあってこそのニューロマンサーだということもまざまざと感じる。傑作。続編は未読なので楽しみ。2025/09/07