内容説明
仙台の片隅に佇む鄙びた古物屋。店に似合わない美しい店員は眼帯をしていた。そんな店だからか、持ち込まれるのは奇妙な品ばかり。屋根裏の湯呑、不幸の玩具――。彼女の鑑定“思い出読み”がつなぐ、想いと縁の物語
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
44
そんなに憶絵さんの境遇や能力をすぐに受け入れられるものだろうか? という疑問はあったけれど、悪くない。次の作品も読ませていただきます。2016/08/27
はな
37
ニートだった男性が主人公。「思い出をお見せください」という一見すると怪しい看板がある商店が舞台。ふんわりとした感じで読みやすかった。出てくる人が皆いい人だったのもいいのかも。主人公のツンデレな妹ちゃんが、ちらりと見せた小学2年生らしい子供っぽさにジーンとしながら、安心して読めた1冊です。憶絵さんの過去が結構さらりと紹介してあったけれど、そこを掘り下げて読んでみたいなぁとも思いました。2016/07/22
なないろ
23
モノには思い入れがある。その分、モノにだって思い出がある。今あるモノたちも私との思い出感じてくれてるのかななんて思ったら、ちょっぴり楽しくなりました。さらっと読める温かい物語でした。2016/07/31
日奈月 侑子
9
結構さらりと読める話でした。物品から思い出を読み取れる云々に関してはまあファンタジーだなと思っていたにしても、憶絵さんの正体云々までファンタジーが入って来るとは思いませんでした。個人的に、憶絵さんの正体を明かされた時の主人公のリアクションが結構好きだったりします。さらっと受け止めてさらっと流す辺りが。 大和さんの正体やら冬次さんやら…色々気になる事もまだまだ残っているので、多分続くんじゃないかなと思ったり。 瑞樹ちゃんと主人公のやり取りが結構好きだったりしますが、後半のシスコンぶりにはちょっと吃驚しました2016/07/31
睦月
8
可愛い話だった。2016/07/16
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