内容説明
「留守中、うちの猫はどうしているかしら？」留守を世話する“キャットシッター”がその疑問にお答えします。姿を見せない隠れ猫、会うなりお腹を見せるおねだり猫、襲いかかる凶暴猫、飲まず食わずのハンスト猫……。知れば知るほど猫との暮らしが楽しくなる。これで我が家の猫も留守番上手に!? 読めば納得のお役立ち猫エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
55
キャットシッターだけかと思っていたら、優れた経営者の面をお持ちと気付きました。 色々なセミナーを受講したり、企画したりと学ぶ事に貪欲で、良いと思った事はドンドン取り入れているところも素敵でした。 つい先日、バス事故を起こした会社の経営者の無責任ぶりに呆れていたところだったので、こんな経営者が増えるといいなと思いながら読みました。 猫達の必要に迫られて、足を使って得た人脈(獣医師、動物専門の僧侶等)にひろさも素晴らしい。 2016/01/20
まきまき
4
猫達が、キャットシッターさんには違う顔を見せたり、留守番中や預けられている間、普段と違う行動をしたり、意外とのびのび過ごしている姿が面白いです。「ん〜」と思う点もありますが、色々学べる本でした。2016/09/03
fumikaze
4
「猫、ただいま留守番中」猫の森主催者の南里秀子氏の著作。猫セミナーを受講するにあたって前もって読んでみた。様々な猫達のことが書かれていて読むと参考になるが、勿論猫といっても一匹一匹異なるのでそれをそのまま使うのでなく自分で判断することが必要だ。実際のセミナーはとても良かったけれど、内容はここに書いてあることと全く同じ訳ではない。日々変化するのがこの世界だろう。この本(2005年刊)だけを読んで著者の考えややり方を評価しないで欲しいと思う。2015/09/20
エネ
3
タイトルから、何の話をしているのかよくわからず購入してしまった。キャットシッター、そうした会社の観点から見た『猫を飼う』ということについて書かれたものだった。生き物の面倒を見るということは、無知では駄目だと改めて感じた。自分は猫が好きだけど、アレルギーが強くて同じ空間にはマスクがないといられないけれど、いいなぁ……猫ちゃん。2017/04/30
ナユタ
2
図書館で何気なく手にとって読み始めたらいつの間にか夢中に…確かに猫は自宅にシッターさんに来てもらうのが理想なのでしょう。猫との付き合い方、動物病院との付き合い方、最期の時の見送り方、色々参考になりました。猫の森ことも初めて知り、飼い主の予期せぬ病気ややむを得ない事情で飼えなくなった猫を有料で引き取るという考えは素晴らしいと思います。ただ、そういう場所があるからといって最期まで責任を持って飼えないと予見できる人に新しい猫を迎えることを勧めるというのはどうなんでしょう？2015/02/01
