幻冬舎文庫 猫、ただいま留守番中

著者名：南里秀子【著】

幻冬舎（2016/07発売）

• ISBN：9784344412620

内容説明

「留守中、うちの猫はどうしているかしら？」留守を世話する“キャットシッター”がその疑問にお答えします。姿を見せない隠れ猫、会うなりお腹を見せるおねだり猫、襲いかかる凶暴猫、飲まず食わずのハンスト猫……。知れば知るほど猫との暮らしが楽しくなる。これで我が家の猫も留守番上手に!?　読めば納得のお役立ち猫エッセイ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぶんこ]

キャットシッターだけかと思っていたら、優れた経営者の面をお持ちと気付きました。 色々なセミナーを受講したり、企画したりと学ぶ事に貪欲で、良いと思った事はドンドン取り入れているところも素敵でした。 つい先日、バス事故を起こした会社の経営者の無責任ぶりに呆れていたところだったので、こんな経営者が増えるといいなと思いながら読みました。 猫達の必要に迫られて、足を使って得た人脈(獣医師、動物専門の僧侶等)にひろさも素晴らしい。

2016/01/20

[KAKAPO]

寄り道コラム⑤より 世の中で、他人を変えようとする労力ほど無駄なものはない。それより、自分が変わるほうが簡単だ。確かに、他人は、自分に都合が良いように変わってはくれない。他人も、自分自身にとって都合が良いように行動するからだ。 だから、猫の世界と同じように、自分が生きていく上で、何らかの理由で 相手が必要な時しか、自分の都合の良いように動いてくれなくて、当然なのだ。しかし、相手が必要な時は、利害関係ばかりではない、 猫たちがくれる癒しのようなものも、人間には必要なのである…2011/9/12

2011/09/12

[まきまき]

猫達が、キャットシッターさんには違う顔を見せたり、留守番中や預けられている間、普段と違う行動をしたり、意外とのびのび過ごしている姿が面白いです。「ん〜」と思う点もありますが、色々学べる本でした。

2016/09/03

[fumikaze]

「猫、ただいま留守番中」猫の森主催者の南里秀子氏の著作。猫セミナーを受講するにあたって前もって読んでみた。様々な猫達のことが書かれていて読むと参考になるが、勿論猫といっても一匹一匹異なるのでそれをそのまま使うのでなく自分で判断することが必要だ。実際のセミナーはとても良かったけれど、内容はここに書いてあることと全く同じ訳ではない。日々変化するのがこの世界だろう。この本(2005年刊)だけを読んで著者の考えややり方を評価しないで欲しいと思う。

2015/09/20

[ろじ]

猫を飼うって責任重大だけど、さぞかし可愛いんだろうな〜と思った。 ショートストーリーの連続は、テンポが良くてよかったけどその後どうなったん❓という気持ちもある 旧字体が気になったり、ナナメの読み手かもしんないな

2024/05/18