河出文庫<br> おとなの進路教室。

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河出文庫
おとなの進路教室。

  • ISBN:9784309411439

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内容説明

特効薬ではありません。でも、自分の考えを引き出すのによく効きます!自分らしい進路を切り拓くにはどうしたらいいか?「ほぼ日」人気コラム「おとなの小論文教室。」から生まれたリアルなコラム集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はっせー

74
就活生や転職を考えている人・キャリアについて考えたいことがある人におすすめの本になっている!この本はコラムの中で進路について書かれたものをまとめた本になっている。学生と社会人の違い。お金を払うか。もらうか。勉強と仕事の違い。どれも仕事をしている際にふと考えたことがあるテーマであろう。そのテーマについて著者が考えたことをまとめている。表紙の望遠鏡は考えることによってより遠くある未来にピントを合わせることを意味しているのかなと感じた!とても面白いのに読みやすいのでぜひ読んでほしい本になっている!2023/03/06

きょーこ

30
じぶんはどうだろう?と、考えながら読みました。長い会社員生活を捨て、フリーランスになって宙ぶらりんになって考えたこと、経験したことが主な内容。ズーニーさんの言葉で発信したものを読んだ読者からのメールも興味深い。考え方のヒントになった。ここでも、問いをたてることを意識したいと感じた。2016/07/26

KAKAPO

28
≫「自分がどこに立っているか」を知っている人間は強い。自分が立っているところがわかれば、新人でも情報発信はできるし、伝わるんだということ、一生のうちで、新人のときほど、立ち位置が明確なときはないのではないか……。これは、Lesson 27「立脚点」の中の文章なのですが、私たちの前に次から次へと現れる問題や課題を乗り越えるために…、選択肢を一つひとつ何かを諦めて何かを選んで行かなければならない時に…、最も大切な基準にしなければならないのが、この「立脚点」自分は何者か?という問いなのではないか?と思いました。2020/07/23

いっち

24
5年半ぶりの再読。感銘を受けた部分は、さほど変わらなかった。「やりたいことは、人のつながりの中に見つけていくしかない」「人とつながりたいなら、自分の中にあるものを出して、表現するしかない」など。だが、「表現」の捉え方が変わった。というか私が読み落としていた。表現方法は、音楽や絵や文章など、「作品」に限られると思っていた。しかし著者は言う。「たとえば頼まれて敬老会の手伝いをするにも、そこに来るお年寄りの思い出になるような花を生ければ、それが自分の表現になる」。表現の手段は無数にあり、作品に限らないのだろう。2024/10/03

ワッピー

24
「枠に挑み殻を破れ」「今の自分をさらけ出して勝負しろ」というメッセージを受信。著者がフリーに転身した際、社会との関わり方を模索している間の無為にも思える時間に耐える描写、過去のある時点までの自分の思考の積み重ねが分岐点を作るというあたりには深く共感しました。人にアドバイスをするにも、自分自身が「枠を越えようとして」いなければ、かつ相手が「自分に挑んでいない」なら言葉は届かないとか、「自分の不安」ではなく「相手が何を求めているのか」を見るべきという、過去に実践できなかった課題を再認識。すばらしい時間でした。2019/05/13

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