河出文庫<br> おとなの小論文教室。

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河出文庫
おとなの小論文教室。

  • ISBN:9784309409467

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内容説明

「おとなの小論文教室。」は、自分の頭で考え、自分の想いを、自分の言葉で表現したいという人に、「考える」機会と勇気、小さな技術を提出する、全く新しい読み物。「ほぼ日」連載時から話題のコラム集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すみけん

16
この人の考え方が好き。人柄が文章からにじみでてくる。小論文の書き方の本ではあるが、充実した人生の過ごし方を教えてくれているよう。自分で考えること、それを表現することの大切さ、勇気を与えてくれる。「優しさの芽生え」は激しく同意。2017/04/26

tktcell

13
僕は、自分を表現できているのだろうか?自分の志を相手に打ち出すことができているだろうか?いい本に出会えたと思う。本当に、何度も読み返したい本。自分がやりたいこと、やろうとしていること。それらが、自分の中に確固としたものとしてあったとして、それらを外に向けて発信していかないと、自分の行為は意味不明な自己満足になってしまう恐れがある。受け入れられないかもしれないし、反対意見を言われるかもしれない。それでも、口に出さなければ考えは伝わらない。僕は僕なりの表現でこの世界に向けて色々なものを発信していきたい。2013/12/29

がるっち

11
迷っている若者たちに。この年になると、この天邪鬼さ、裏を読んでしまうこと、すでに心がけていることが邪魔で素直に読めない。もう一度読んで、何が自分に取り入れられるか、考えてみよう。娘のお勧め本だから。2016/05/18

KAKAPO

11
著者は、ベネッセの小論文編集長として高校生の考える力・書く力の育成に尽力し、2000年独立後、全国各地にて表現教育のワークショップ・大学講義・企業研修・講演・執筆活動を通じ、表現力・考える力・コミュニケーション力の育成に幅広く活躍されている。この本は「おとなの小論文教室。」なんてスケールの小さなものではなく。ハーバード白熱教室のサンデル教授の哲学の講義に匹敵する。山田ズーニーさん自身が、自分自身や周囲の人たちを観察し、自分自身で必死で考え、交わった人たちに真摯に接することによって確立した哲学がここにある。2010/10/02

ノリピー大尉

10
コミュニケーションの基本は自分の考えや感じ方を、適切な言葉で表現することである。だから、考えや感じ方があいまいなままでは、どんなに語彙が豊富であっても、良好なコミュニケーションはできない。自分に対して常に「問い」を立て、答えを見つけようとすることで、考えや感じ方をが自分でも明確になっていく。目的達成のための努力で、今を犠牲にし続けているならば、その目的が、本当に大切なことなのか、もういちど「問い」をたててみることが必要だろう。2014/04/26

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