岩波少年文庫<br> とびらをあけるメアリー・ポピンズ

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岩波少年文庫
とびらをあけるメアリー・ポピンズ

  • 著者名:P.L.トラヴァース/林容吉
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 岩波書店(2016/07発売)
  • 初夏を楽しむ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/1)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784001140545

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内容説明

バンクス家の子どもたちが待ちに待っていたメアリー・ポピンズが,やっと帰ってきました.しかも,打ち上げ花火の星にのって! 子どもたちは,メアリー・ポピンズの不思議な魔法の世界に,すぐにでも,そしていつまでもひたっていたい気持ちでいっぱいです.さあ,マザーグースや神話の世界へ,楽しい冒険旅行のはじまりです.[改版]

目次

目  次

 1 十一月五日

 2 トイグリーさんの願いごと

 3 王さまを見たネコ

 4 大理石の少年

 5 ペパミントの馬

 6 高  潮

 7 末ながく幸福に

 8 別の扉
   訳者あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

316
メアリー・ポピンズが最後(3度目)にバンクス家に訪れたエピソードが物語になっている。本書のあとがきにもあるように彼女がやってきた11月5日は、ガイフォークスの”火薬陰謀事件”のあった日で”ガイ・フォークス・ナイト”といわれ、打ち上げ花火を楽しむ祭りとなっている。メアリーの行くところ不思議なことばかりが起こる。しかもそのハプニングに登場する人物たちが”マザー・グース”の”Tweedledum and Tweedledee”(トゥィードルダムとトゥィードルディー)や―― 2017/03/03

ユメ

45
大晦日の新年と旧年の「すきま」に童話の登場人物が一堂に会して踊る「末ながく幸福に」というお話が印象深い。ぬいぐるみの象がメアリー・ポピンズのことを「ほんとになったおとぎばなし」と評するのを聞いて、なんて夢に溢れていて輝かしいのだろうと思った。物語の最後、メアリー・ポピンズは扉を開けて去っていってしまう。この後もシリーズは続いていくが、そこで描かれているのは全てこれまでの訪問の間の出来事。彼女が十七番地にやってくるのはこれが最後だと思うと切ない。しかし、幸福そのものは刹那的でも、想い出は永遠となり得るのだ。2015/02/06

ワッピー

37
前作でメリーゴーランドに乗って昇天?したメアリー・ポピンズがまた帰ってきた。相変わらずの自己完結ながら、むずがる子供たちをおとなしくさせ、どこに行っても歓迎される彼女の人脈の広さ!オルゴール作りのトイグリーさんの7つの願い、知恵のある王様とネコ、物語に飢える大理石の少年、空を飛ぶキャディ・ケーン、海の大パーティ、そして大晦日の秘密。お気に入りのおもちゃたちが命を得て、子供たちと話をする場面は読者にかなり響いたのではないでしょうか。折しも世界大戦中で「末永く幸福に暮らす」は、切実な願いだったのでしょう。2021/08/12

星落秋風五丈原

17
冒頭、ポピンズがバンクス家から去って以来、家の中が混乱するばかりなのをバンクス夫妻が嘆いているのは前回同様。これまでの登場人物が勢揃いしてポピンズを見送るラスト・シーンは、最後を飾るに相応しい。2005/02/01

ロビン

15
シリーズ3作目。メアリーの予想外の方法による帰還とお別れ、変わり者の親戚や友人の登場、不思議な世界の宴会にお客に行くこと、そしてメアリーは帰ってきてから子供たちの体験を否定するのだが、どこかに必ず冒険の証拠があってそれを見たマイケルとジェインがにこりと目配せをする・・というお話の形は相変わらず。大理石の像が動いて話をしたら面白いなあとか、喧嘩をしている敵同士の人々が仲良くダンスをしたらいいのにとか、トラヴァースの奇妙でユニークな描写によって、ワクワクする空想が叶えられるのを読むのは、楽しいものである。2019/06/22

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