内容説明
将軍家と縁続きである〈葵の若〉こと勝田慎之助は、直心影流小太刀の遣い手ながら、父の死により寺の住職となっていた。が、突然、「上様をお守りせよ」との予期せぬ命を拝する事態に──。諸藩をも巻き込み、将軍の座を狙う御三卿の田安宗武と一橋宗尹(むねただ)。〈公人朝夕人(くにんちょうじゃくにん)〉の後見人となった慎之助は御側御用取次の大岡忠光、九代家重を陰で警固する葛西衆らとともに天下の大乱を防げるのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
klu
7
御三卿のイメージが悪くなりましたね!2019/07/22
のんの
1
なんとなく読んでて、暴れん坊将軍をちょっと思い浮かべてしまう。思ったよりも面白かった。公人朝夕人って字はかっこいいのに、職業の内容は、違ってて笑った2025/07/21
匂當内侍
0
朝倉一也著作 初読2020/05/05
さつきばれ
0
奥医師と公人朝夕人が不審な死を遂げる。御三卿の手の者から将軍家重の命を守るため、将軍家と縁続きである慎之助は公人朝夕人の後見人を拝命する事となる…。 前半の「現代において、言えば」みたいな長い説明が興ざめだった。必要最低限でいいのに。こういうのは好きではないなぁ。 公人朝夕人という役職を初めて知った。こんな仕事があるとは驚き! もっとお城にいて、城内でゴタゴタがあるのかと思っていたら、全然違った。公人朝夕人の後見人である必要があったのかな。 心情面がないタイプの作品ですね。2019/05/22
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