内容説明
ケリーは、ハンサムなイタリア貴族ジャンニ・マルディーニに見初められ、誰もが羨む伯爵夫人の座についた。だが、上流社会に馴染めず、同居している義母や義姉からも陰湿ないじめを受け、心は徐々に蝕まれていくのだった。夫は、毎晩、ベッドの上では情熱的に愛してくれるが、義母や義姉と上手くいかないと訴えても聞きいれてはくれない。出産後、ますます孤独感が募るケリーは、ある日、未亡人の義姉とジャンニの抱き合う姿を見てしまう。打ちのめされて、彼女は赤ん坊をつれてジャンニの元を去った。
*本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽこ
7
身分を隠しているヒーローと自立した考えのヒロイン。ヒーローのやることなすこと全部墓穴を掘ってると思う。言ってることもデリカシーがないし、こういうのってなおらないんじゃないかな。ヒロインはまだまだ苦労しそうです。2016/08/06
アネム
6
★★★★☆薄くて2時間で読めた。ホットシーンはちゃんと有り。ヒロインが出て行った後のヒーローの苦悩や後悔が、もう少しあれば良かったかな。2017/12/21
きき
3
精神を病んでる兄嫁のヒーローへの執着心が怖い。ヒーローも1番誰を大切にすべきかを分かっていれば別離にはならずにすんだのに。幾ら負い目があろうとも優先すべきは妻よ2016/06/30