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内容説明
貸し猫屋を名乗る少年が、心の奥に忘れていた気持ちを映し出す『夜の童話』、夢のなかに故郷の風景を浮かべる『家路』ほか、『家路』の関連作『バイエルのワルツ』を単行本初収録。8つの物語全てにあたたかく優しい気持ちが溢れる珠玉の作品集!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネムコ
11
童話は、何を持って「童話」なのだろう。子供のための話? 子供が出てくる話? この本は、たぶん子供が読んでもあまり面白くない。読む人のそれまでの経験が話のイメージを広げるように思う。コミックなのに読了に時間がかかってしまった。また、忘れた頃にページを開こうと思う。貸猫屋って、イイな。2015/04/29
えむ
11
とても素敵な短編集。癒された。2010/12/04
まる*
7
初紺野さん、優しくて不思議なお話ばかりでした。眼鏡屋さんの話が好き。全編通して、まさしく“童話”な雰囲気でした。2010/04/11
ユキモリ
6
夢と現実のあわいにあるような温かく優しい話が詰まっている短編集。特に初めに収録されている猫と二人暮らし(?)の老人が見る懐かしい夢がいつか現実と重なるような「家路」と、平和な小国で辛いことや悲しいことから遠ざけられて大切に育てられている小さなお姫様が誕生日に美しい庭をプレゼントされ、そこで子供の園丁に出会うとても切なく温かな「庭」が好き。表題作の猫たちの存在も心に残った。2014/08/27
ちるる
5
すごくよかった。ほんわかした絵柄と内容がぴったりです。空気の冷える夜に出会うあったかいお話は確かに童話ですね。2011/01/01