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内容説明
「ITはどうも分からない」と感じていませんか?
なぜITでイノベーションができないのか? どうして致命的なトラブルが起こるのか? 儲かってるのが米国企業ばかりなのはなぜか? クラウドとやらで一体、何が変わるのか?などなど
コンサルタントからシステム開発に転身し、経営とITの両方を知り尽くす野村総合研究所の元常務執行役員の著者が、実体験を基に、ITの不都合な真実や、ビジネスとの相互理解が進まない理由を鮮やかに解き明かします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
81
私はCIO向けにときたま講演するときがあるのですが、この本は表題があまり好きではないのですが、少しでもトップあるいは経営者の方に読んでもらいたいと感ずる本です。今後は特に、ITなしでは日本の企業の経営は語れないと感じています。一つの話が数ページで語られていて非常にわかりやすさがあります。2017/09/02
テトロ
6
ITはマニアックな世界と敬遠していたが、この本を読んで考え方が少し変わったかも。いつも忙しく、融通が利かない部署と思っていたが、業務を継続的に遂行するために日々努力していることに気づいていなかった。米国企業のITに対する評価の高さと、貪欲に新技術に取り組む柔軟性は見習わなければならないのだろう。2018/09/19
遊星
6
NRIの楠理事の本。仕事の関係の人から推薦されたので読んでみた。なるほど鋭いところをついていて、いろいろと示唆に溢れている本であった。「できろ」命令、確かにあるね(笑。2017/01/04
Hiro
3
これまた大晦日に読了するにふさわしい、素敵な本。小なりといえども一つの組織の、一応CIOと言える立場にいることから近々のITを巡る話題を得ようと読んでみた。出てくるアルファベットやカタカナの業界用語や専門用語には決して親しめずまた意味もわからず閉口したが、述べられている事は朧げにしかし切迫感を持って理解できた。クラウドの革命的な進展、日本企業の対応の遅れなどはこれから自分も報道や啓蒙書でフォローして行きたい。組織内でシステムの構築や運用に当たり問題となることも豊富な事例を紹介して指摘されている。2016/12/31
リッツ
2
システムに詳しくない人が読んでも理解できるかな?と、題名を見て思いましたが、ちょっとむずかしい気がしました。所々に、システムの担当者としては刺さる言葉があって嬉しく思う反面、IT業界の細かいところに前で入り込んでいるので、前提知識がないとイマイチ理解が進まなさそうです。2016/10/03