出版社内容情報
日本語の学習は、特に初級がそうだが、文法や文法を中心に進められることが多い。それはそれでメリットが大きいが、文や文章の理解に重点が置かれ、会話の理解や練習が不足しがちになる。その結果、「初級を終えても会話力が身についていない」「(教師以外の)ふつうの日本人と会話ができない」などの問題が生じる。
そこで、「日本語会話基本文型」シリーズでは、「日本語の会話」そのものにしっかりフォーカス。話し言葉の特徴やパターンをとらえて分類・整理し、会話で特によく使われる文型を集中的に学習。豊富な会話例を通して意味や使い方を理解しながら、音声CDで耳と口を慣らしていく。本全体を通してこれら基本文型の反復学習がされるので、やればやった分、着実に「会話力の基礎となる力」が身についていく。本書はその第一弾で、日本語会話に欠かせない基礎の部分、エッセンスを身につけるのに最適の本。
目次
序章 日本語会話の基本パターン
1 日本語会話の最重要文型8(ウォーミングアップ;いつでもどこでも―便利な言葉「どうも」)
2 日本語会話の基本文型80(主に動詞につくもの;主に名詞につくもの;主に形容詞につくもの;文の前につくもの;文の終わりにつくもの;会話をつなぐもの;こそあど;いろいろな形につくもの)
著者等紹介
水谷信子[ミズタニノブコ]
お茶の水女子大学・明海大学名誉教授、元アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター教授、元ラジオ講座「100万人の英語」講師など
松本隆[マツモトタカシ]
アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター教授
有田聡子[アリタサトコ]
弥勒の里国際文化学院日本語学校専任講師
高橋尚子[タカハシナオコ]
熊本外語専門学校専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。