双葉文庫<br> 1993年の女子プロレス

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双葉文庫
1993年の女子プロレス

  • 著者名:柳澤健【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 双葉社(2016/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784575714531

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内容説明

1993年、女子プロレスは強烈な光を放った。4月2日、横浜アリーナで開催された史上初の団体対抗戦。特に北斗晶vs神取忍の大流血戦は伝説の一戦として人々の記憶に刻まれた。なぜ女子プロレスは93年に激しく咲き誇り、その後急速に萎んでいってしまったのか。ブル中野、アジャ・コング、井上京子、豊田真奈美、伊藤薫、尾崎魔弓、ジャガー横田、デビル雅美、ライオネス飛鳥、長与千種、里村明衣子、広田さくら、神取忍……死をも怖れぬ表現者たちのインタビュー集。文庫特典として神取忍インタビュー&里村明衣子×雨宮まみ×柳澤健「2016年の女子プロレス」対談を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

17
ビューティ・ペア、クラッシュ・ギャルズで多くの女性ファンを熱狂させた女子プロレス。「闘う宝塚」と呼ばれた女子プロレスはその後、アジャ・ゴングVSブル中野から大きく様変わりし、1993年のオールスター戦開催で、空前のブームを迎える。女子プロレスの中心的存在だった「全日本女子プロレス」で活躍した選手を中心にブームと、それ以降の女子プロレスについて14人の選手が語る。2016/07/09

ランフランコ

11
男のプロレスより女子プロレスの方がドロドロしてエグい。男は金でもめるが、女は好き嫌いや感情でもめている。多くのレスラーが出てくるが舞台裏やエピソードはそれぞれみんな面白い。とにかくみんなようやるわというのが率直な感想。読み終わった今尊敬する人はと聞かれたら「ブル様」と答えるだろう。2018/05/25

0607xxx

10
全日本女子プロレスという狂った世界を中心に語られる女子プロレス。14人のインタビュー集でどれも面白かったが、よく話に登場する「デンジャラスクイーン」こと北斗晶のインタビューを読みたかった…2016/07/04

こまごめ

8
子供の頃たまに女子プロレスの中継があったのですが、年上の怖そうなお姉さんが甲高い声で「コノヤロー」とか言ってファイトしていたのが全く受け入れられずにそっとチャンネルを変えていました。当時のエース級の選手のインタビュー集ですが、いかに全日本女子プロレスが異常な世界でやっていたのかよくわかる貴重なお話でした。インタビューしている人がレスラーをリスペクトしているのがしっかり伝わって好感もてます。 この本にもありますが、「心を折る」って言葉を言い出したのは神取忍です。2022/07/01

makoto018

8
はるか昔、女子プロレスをテレビで見た。「コノヤロー」バキっ「いてーーー」。なんだか男子のプロレスよりリアルに痛そうでチャンネルを回した。その印象を変えたのが、井田真木子「プロレス少女伝説」だった。80年代の女子プロレス界、長与千種や神取忍を描いたノンフィクション。その後の90年代女子プロレス界のインタビュー集。私生活や会社での諍いがそのまま試合につながる全日女子。デビル雅美、ジャガー横田、長与千種、ライオネス飛鳥、アジャ・コング、神取忍など800頁にわたる彼女らの言葉からは、時代や世相の変化も浮き上がる。2021/01/31

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