絶望読書~苦悩の時期、私を救った本~

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絶望読書~苦悩の時期、私を救った本~

  • 著者名:頭木弘樹【著者】
  • 価格 ¥1,222(本体¥1,111)
  • 飛鳥新社(2016/07発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784864104876

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内容説明

前代未聞!絶望に効く読書案内!


〈目次〉
はじめに 絶望したとき、いちばん大切なこと

第一部 絶望の「時」をどう過ごすか?
第一章 なぜ絶望の本が必要なのか?
──生きることは、たえずわき道にそれていくことだから
第二章 絶望したときには、まず絶望の本がいい
──悲しいときには悲しい曲を
第三章 すぐに立ち直ろうとするのはよくない
──絶望の高原を歩く
第四章 絶望は人を孤独にする
──それを救ってくれるのは?
第五章 絶望したときに本なんか読んでいられるのか?
──極限状態での本の価値
第六章 ネガティブも必要で、それは文学の中にある
──非日常への備えとしての物語

第二部 さまざまな絶望に、それぞれの物語を!
第二部のはじめに 絶望にも種類がある
太宰治といっしょに「待つ」
──人生に何かが起きるのを待っているという絶望に
カフカといっしょに「倒れたままでいる」
──すぐには立ち上がれない「絶望の期間」に
ドストエフスキーといっしょに「地下室にこもる」
──苦悩が頭の中をぐるぐる回って、どうにもならない絶望に
金子みすずといっしょに「さびしいとき」を過ごす
──自分は悲しいのに他人は笑っている孤独な絶望に
桂米朝といっしょに「地獄」をめぐる
──自分のダメさに絶望したときに
ばしゃ馬さんとビッグマウスといっしょに「夢をあきらめる」
──夢をあきらめなければならないという絶望に
マッカラーズといっしょに「愛すれど心さびしく」
──自分の話を人に聞いてもらえない絶望に
向田邦子といっしょに「家族熱」
──家族のいる絶望、家族のいない絶望に
山田太一といっしょに「生きるかなしみ」と向き合う
──正体のわからない絶望にとらわれたときに
番外・絶望しているときに読んではいけない本

あとがき 立ち直りをどうかあせらないでください!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

121
ちょうど読んでいた日に、この著者の絶望名言というラジオ深夜便での話がありました。5回目でゲーテの話でした。この本にはさまざまな文学者の話など絶望したときに読むと逆に元気を与えてくれるような(もっとひどいこともあるのだという逆説のような感じの)言葉などが体験などとともに語られています。いじめやパワハラなどにあったときにでも読むと元気が出るかもしれません。自死しては何にもなりません。2017/07/31

ベイマックス

82
図書館本。実に納得できる説です。絶望のどん底の時に励まされたりしてもね。浮上するときに手を貸してくれたらね。でも、そんなタイミング他人に分かれっていうのも酷な話ですよね。だから、本なのかな。ちなみに、昔々失恋した時は、一人でお酒に溺れつつ中島みゆきさんをながして泣いてました(笑)落ち込む時は、しっかりと落ち込まないとね。◎参考文献紹介が少なくて残念。でも、それだけ世の中に、ネガティブな絶望する小説が少ないってことなのかもね。◎太宰治「待つ」(新ハムレット・新潮文庫)。2020/10/26

ネギっ子gen

74
【「絶望の期間」の過ごし方について】<絶望したときも、なるべく早く立ち直ろうとします。とはいえ、日常的な軽い絶望でも、一晩は寝込んだりするでしょう。周囲の人たちも、「今日はそっとしておいてやろう」と、励ましの言葉をかけるのさえ控えるでしょう/絶望した瞬間から立ち直りが始まるわけではなく、絶望したままの期間というのがあります。この「絶望の期間」をどう過ごすかが、実はとても大切なのです。そのことについて書かせていただきました>と。そして、<できることなら、絶望する前に、読んでおいていただけると嬉しい>とも。⇒2021/10/16

パフちゃん@かのん変更

74
著者は大学3年20歳の時、難病に襲われ一生治らない、進学も就職も無理、一生親の世話になって生きるしかないといわれた。13年間入退院を繰り返し、医学の進歩による手術でなんとか普通に暮らせるようになった。絶望の時は絶望の本を読むのがいい。すぐに立ち直ろうと焦ってはいけない。絶望の時に読む本が紹介されている。カフカの日記や手紙、ドストエフスキー、桂米朝の落語、山田太一のドラマ「岸辺のアルバム」などなど。2016/08/17

めしいらず

70
絶望に朝よ来るなと願い眠れぬ夜を数える。好奇や蔑みに晒されるのが辛くて人目を避ける。去られる前に自分から退きさがる。一人の時間は自責に苛まれ、寝れば夢に魘される。絶望のどん底には更に底があり幾らでも落ちていく。声は上げられない。じっと堪えてそれが行き過ぎるのを待つだけ。そんな乗り越えられない者の為にある文学の役割。上向かせてくれる訳じゃない。ただ寄り添ってくれるだけ。それだけの事でどれだけ救われるか。上を向くには時間がかかる。だから今は下を向いたままでいい。世の中のポジティブ礼賛に巻き込まれるな。死ぬな。2019/06/10

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