内容説明
風の巫女アルマンドラと婚姻し、ボレアの台地の将軍となった、精神感応能力者シルバーハット。台地民の尊敬を集め、よく地を制していたが、探索の途中で、地平線の彼方に墜ちゆく物体を目撃する。それこそは、アンリ‐ローラン・ド・マリニーの乗った時空往還機であった! だが、墜落の際、時空往還機がイタカ軍の手に落ちてしまう。これなくしては、ボレアからの脱出も、邪教集団との闘いも困難を極める。シルバーハットは、ド・マリニーと共に奪還を決意するが、風の邪神イタカの魔手が、ボレアに、そして愛するアルマンドラに迫りつつあった。邪神と人類の闘争を描きクトゥルー神話体系に新風を巻き起こした伝奇ホラー、長編第5弾。/解説=鵺沼滑奴
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sin
66
単純なスペースオペラなので素直に楽しめば良いのだが…クトゥルーものと意識すると違ってくる。人間の悪人と等しいまでに貶められた邪神の姿は痛々しいとしか感じ取れず、人知を超えた邪なる神々の一柱とは最早呼ぶべくもない。それに対峙する主人公たちは揃いも揃って好男子、絶世の美女であり、その行動のいちいちに前置きされる言い訳めいた状況説明にはあきあきさせられる。タイタス・クロウ・サーガといいながら肝心のタイタスは今回も登場してはおらずサイドストーリーにしては寄り道が過ぎるように思えてならない。タイタス苦労せず2016/07/06
Takashi Edamoto
2
超人化する前のタイタス・クロウは面白いのだけれど。 最早、今さら感満載のハワードのデッドコピーか、日本のラノベの影響を間違って受けたものでしかない。 このシリーズがまだ続くと思うとげんなりする。2016/10/25
demoii
0
ある意味、異世界転生ものといった感じ。2つの月の冒険は面白かったが、ちょっと主人公たちがつよすぎるし邪神はアトラクションめいている。次で終わりなのか。2017/10/05
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