- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
海外でテロに遭う日本人は確実に増える
テロリズムは感染症に似ている。いったん流行すると、次々に伝播して模倣するものが続出する。
その熱情はしばらくテロリストたちのモチベーションを扇動し、容易に収束することはない。
伝染病の爆発的流行、すなわちパンデミックの現象に似ているのだ。
現在、猛威を振るっているイスラム・テロの宿主は、もちろんISにほかならない。
今後、アジアを含む世界のイスラム圏、もしくはイスラム社会が存在する十字軍の国々(欧米諸国)であるならば、どこでも外国人を狙ったテロが発生するだろう。
外国人がいそうな場所が必ず狙われるが、そうした場所には当然、日本人もいる。
つまり、海外にいる日本人への脅威度は、確実に増している。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
22
イスラム過激派やイスラム国についてわかりやすく書いています。特にイスラム国の背景は知らないだけに興味深かったです。ただシリア情勢についてはやや感情的だなと感じました。2024/09/24
cdc@カエル王ピクルス
1
イスラム過激派にとっての羨望の的となったIS。大流行期に入ったジハードテロの分析から、その原因に言及。本書のタイトルにはイスラム国が名指しされているが、俯瞰してみればISは混乱の元凶ではなく、イラクにおいては米軍撤退やシーア派政府の責任、シリアにおいてはアサド政権の虐殺により生まれた産物であった。IS殲滅においては、これらの原因を正さなければならないが、そこにロシアが介入し、この世の地獄を現出している。恰もシリアは国際政治の複雑さを示すサンプルだ。この複雑な舞台で日本は如何にすべきかを考えさせられる。2016/07/15
-
- 電子書籍
- 型で実践する生物画像解析 ImageJ…
-
- 電子書籍
- ぬきたしー抜きゲーみたいな島に住んでる…
-
- 電子書籍
- スペインからの復讐者【分冊】 10巻 …
-
- 電子書籍
- 王女の秘密【分冊】 8巻 ハーレクイン…
-
- 電子書籍
- 白痴/二流の人 角川文庫