日本と韓国は「米中代理戦争」を闘う

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日本と韓国は「米中代理戦争」を闘う

  • 著者名:鈴置高史【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 日経BP(2016/06発売)
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  • ISBN:9784822277901

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内容説明

「米陣営に残れ」。4月のオバマ訪韓で踏み絵を迫った米国。しかし、韓国の中国傾斜は止まらず、7月の習近平訪韓でその勢いは増した。
「71日間のドラマ」の中で、米中の狭間を流れる“ルビコン河”に踏み出した韓国。なぜ「従中」を選ぶのか。
その分析を手掛かりに、アジアの新たな構図を見通す。
米中の対立激化、北朝鮮の変節、ロシアの影……流動化する世界で、日本はいかに進むべきか。

日経ビジネスオンラインPVナンバーワンコラム『早読み 深読み 朝鮮半島』発。
必読のシリーズ第4弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

39
朝鮮半島を巡る国際情勢を説いた本四冊目。前巻から本書の期間までは習近平訪韓以外特に目新しいものはなく、センセーショナリズムには欠けている。ただそのせいか今回は韓国の立ち位置、心情が対談という形で解説されており、その形式のせいか今までの流れや現在の立ち位置というものが非常にわかりやすい。事件やイベントから読み解いていくよりも、こちらの方がいいのかも。それにしても日本の右派左派共に韓国に対する視線はウェットなものになりがちな昨今、事実だけを元にしたドライな視点というものは本当に貴重なものではあるまいか。2014/09/17

金吾

18
韓国の国としての意識を考える参考になります。自意識の高さは理解不能の域ですが、歴史的に自立をあまり経験していないためなのかなと思いました。日本も韓国に対しては感情的な部分が多いので割りきる方がいいと感じました。2022/01/17

ソルト佐藤

3
読み漏れていたので消化。現在が、ここに描かれている以上の速度で変わっているのが驚き。まさかの米大使テロ発生ですしね。 内容としては『上から目線からの卑日』の発生について。ただ、これは、今までの左翼系文化人の『上から目線の韓国への擁護や援助』の裏返しかもしれない。2015/03/14

yomihajime

3
 APECを前に韓国が日本に接近している。しかしこの本を読んでいればその理由や背景が手に取るようにわかる。日韓で分析するのではなく、日米中韓の枠組みで考える。離米従中がキーワードだ。2014/09/16

モリヤマ リン

2
日経ビジネスオンラインで連載中の、「早読み 深読み 朝鮮半島」をまとめた第4巻。もともとの記事が時事を追いかけているので、まとめられた本を読むと、朝鮮半島に視点を据えた年表ができる。単発的に他国を扱う本よりも、こうやって、淡々と記録を積み重ねる本の方が、10年、20年後に価値があるのではないだろうか。2014/09/13

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