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内容説明
日本を千年恨み続けると宣言し、歴史認識を理由に首脳会談を拒む――。
朴槿恵政権が異様とも言える「反日」の姿勢を示すのはなぜなのか。
韓国国民の人気を得るために「反日」を煽っているだけではない。「反日」は、軍事同盟を結ぶ米国から、
アジアの盟主として台頭する中国に急傾斜する「離米従中」の煙幕でもある。
米日韓3国軍事協力を迫る米国に対し「反日」カードを使って言い逃れているのだ。
日韓関係だけを見ていては読み解けない「現在進行形の北東アジア」を描く。
日経ビジネスオンラインのコラム『早読み 深読み 朝鮮半島』発。必読のシリーズ第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
40
最近の東アジア情勢を論じた一冊。最近の韓国の急激な反日激化を、中国傾斜と歴史、地政学の観点から解説しているのだが、豊富な資料、実例とともに紹介されると様々なピースがピタリと嵌るような感慨さえ覚える。それにしても他人の悪口を言いふらして自分が高みに立つような気になるのは、我々としては恥ずかしい事だが、彼らは違うのであるなあ。何となく「阿Q正伝」を思い出した。あと意識して蝙蝠であるというよりは、彼ら自身自分の立ち位置が定まっていない様な印象を受ける。個人的には向こう行ってくれた方がすっきりしていいけど。2013/11/24
しんたろう
10
『中国に立ち向かう日本、つき従う韓国』の続編。現在の複雑怪奇な北東アジア情勢を、アヘン戦争以前の姿にアジアの地図を力づくで書き換えようとする中国と、古くから華夷思想による属国の歴史永き韓国の急接近を軸として竹で割ったように説明する本。中国ジャイアンと韓国スネ夫、日本のび太に模しての説明は明快!最近の韓国にムカつく以上に腑に落ちないと感じる方には目からウロコの中国韓国本です。2014/02/04
さとむ
8
2つの国に対して「反」でも「嫌」でもない。でも、「どうしてそうするの」「なんでそんな言い方するの」という疑問や違和感を感じることも多くある。この点について理由はいろいろあるけど、中華思想や儒教精神の影響が大きいとの説明にはナルホドな、と思った。これでは、かみ合うわけがない。あと、現大統領は父親と日本の関係性から、「親日」であることを極度に恐れているという。でも、だからといって、日本を過剰にワルモノに仕立てることで、中国のご機嫌をうかがうことはやめてほしい。2014/02/27
Tommy おぢさん
4
盛るなぁ~!月刊誌での連載を焼き直して単行本化しているせいか分からないけども、同じ話が本当に何度も出てくる。前作からの引用も多数。強引な見方についても突っ込み所満載ですが、気になる隣国の事なので、ついつい読んでしまう。この本の話を信じると、NHKで今度始まる韓国ドラマは、本当に??です。高麗人が捕虜になり、やがて元の皇后になる話。歴史の真偽は兎も角、そんな話を日本の受信料を取る国営放送で放送して良いのかと言う感じです。人の振り見て我が振り直せと言う格言を思い出させてくれる作品。図書館の本。評価:☆☆☆★★2014/08/02
Uzundk
3
彼らが歴史や礼やらにこだわるのは、つまるところ彼らの倫理のベースが儒教と華夷意識にあると言うのは興味深い。相手を貶めることで優位に立とうという精神性はどの国でも無いわけでは無いが、中華圏は特に強いのだろうか。すでに韓国の焦点は日本には無いが、日本は単純に韓国しか見ていないのが気になる。韓国に中国軍(や漁船)がくる可能性を考えるとまだまだ混乱している方が都合が良いなと思ったり。中国も経済的にはピークが近いので、その前後でどう転ぶか注目したい。2014/09/14
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