― 悪夢の食卓 ＴＰＰ批准・農協解体がもたらす未来

著者名：鈴木宣弘【著者】

KADOKAWA（2016/06発売）

• ISBN：9784046015945

内容説明

安全性も経済発展も嘘で塗り固められたＴＰＰ、アメリカの要求に応え続ける「底なし沼」、農家所得倍増計画の欺瞞、待つのは地域創生ではなく地域壊滅――わたしたちの未来はどうなってしまうのか？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[もえたく]

著者は、ＴＰＰにより外国の企業などが参入し、地域の既存の中小企業や農家の廃業が増えると訴える。郵政民営化により郵便局窓口で外資のアフラックが販売されているように。巻末の建前と本音の用語解説が辛辣で面白い。

2016/12/17

[友川サイコー]

TPPは、グローバル企業の利益拡大にはプラスで、中小企業、人々の雇用、健康、環境にはマイナスである！と言い切る著者は、メディア関係者に「勇気ある発言には敬意を表するが、体を大事にしてほしい」と言われた

2016/10/12

[numainu]

評価D

2016/10/04

[ネコ]

明治時代に関税自主権を取り戻すのに苦労を重ねた政治家達が、今の政治家達を見たら、どう思うのだろうか。TPP参加を決める政治家達は、利権で懐を肥やし、ツケは国民の税金で負担させられることになるのでしょうか。

2016/12/05

[ルヴナン]

「TPPは「アメリカ対日本」というような国家間の対立ではなく、「多国籍企業対市民」の対立、せめぎ合いだと言える。」

2020/02/25