内容説明
猛烈な人類愛に燃えたった自称体制側無知識人野田秀樹が、なりふりかまわず惜しみなく、ガンバリすぎる大人たちに愛を分け与えた! いきなり野田秀樹自身をほめちぎり、桑田真澄、フセイン、勝新太郎、土井たか子、ピンク・レディー、大川隆法など各界のエライ人たちをほめてほめてほめ倒し、ほめくさらせる前代未聞の絶賛人物エッセイ集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イリエ
5
野田秀樹の人物エッセイ。内容はとにかく褒める。「他人の悪口を書いて貧乏でいるより、体制側の人々をほめちぎり、お金持ちになるぞというコンタン」らしい。明るいブラックジョーク連打って感じです。正直、知らない方もいましたが、言葉の操り方がすごい。荻野アンナさんのコメントもハチャメチャでした。2017/02/08
いのふみ
3
アイロニー爆発! どうってことない内容だなーと油断していたら、この軽口の中に、じょじょに真実味が出てきて、案外考えさせられる。一番イジられたくない、際どいところに(そこだけに?)こそあえて踏み込んでいる。もしかして、この人は気に障ることを言わせたらけっこうセンスのある人なんじゃなかろうか。2018/01/10
i-O
1
野田秀樹あんま感じよくない人だな。2021/07/23
ひとみ
1
麻原彰晃を茶化しだしたときは驚いたが、初版年を見てみるとサリン事件の三年前だった。 お騒がせ芸能人を褒めると見せかけてディスり倒す本。麻原含め、出来事としてしか知らないことが実際にあったことなのだと、この本を通じ当時の世俗を垣間見た2019/09/07
うが
0
皮肉ぶりがゼツダイです。割と前の作品なので、知らない人がいっぱいで、ウィキやGoogle様を発動しまくりました。一昔前をちょっとだけ知れます。2017/01/30