新潮文庫<br> 自註鹿鳴集

個数:1
紙書籍版価格
¥555
  • 電子書籍
  • Reader

新潮文庫
自註鹿鳴集

  • 著者名:会津八一【著】
  • 価格 ¥495(本体¥450)
  • 新潮社(2016/06発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101193014

ファイル: /

内容説明

歴史、美術への深い造詣を背景に、奈良の古寺、古仏を愛してのびやかに“やまとくにはら”へのつきない憧憬を詠みつづけた自然人、会津八一。万葉調を近代化した新鮮、独自の歌に、自ら平明詳細な註を付したこの歌集は、歌と自身の長く豊かな交流を読む人に語りかけて、会津八一の“詩と真実”ともいうべき最晩年の偉業である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんぞ

2
戦後すぐ、奈良の寺では千手観音の手が取れて横の箱に入れて見せていたがもちろん盗るなんて罰当たりな者はいないとマーク・ゲインが感心して書いている。しかし戦前でも会津八一の目から見ると仏教信仰の衰退は歴然たるものがあった。彼はその名残を寺が廃墟となる前に留めようとして歌に詠んでいる。恐ろしく博学、故郷では二十歳頃に地方紙の短歌欄の選者をしたという。させるほうもさせるほうだが、する度胸も凄い。2013/06/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/335409
  • ご注意事項

最近チェックした商品