新潮文庫<br> 日本語八ツ当り

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新潮文庫
日本語八ツ当り

  • 著者名:江國滋【著】
  • 価格 ¥385(本体¥350)
  • 新潮社(2016/06発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101378039

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内容説明

賢人会議、オバさんしてる、だってェ――。言葉遣いは好みの問題、目くじら立てるのは野暮だと知ってはいるけれど、野暮を承知で言わせてほしい。こんな日本語、勘弁してよ。新聞記事や広告コピー、役人の文章や若者の言葉……。意味不明な言語、大人になりきれない幼児化した物言い、思い上がった低劣卑俗な造語を次々に槍玉にあげ、乱れきった日本語を一刀両断する痛快エッセイ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

アメヲトコ

2
平成元年刊。乱れきった日本語のありようを片っ端から切って捨てるエッセイ。軽妙にみえて無駄のない文章はさすがの江國節で、巻末の解説と読み比べれば気の毒なくらいその達人藝は一目瞭然。依頼された原稿が横組みであったら断ることにしているという下りには読んでいて喝采を送りましたが、いま忸怩たる思いでこの横書きの愚にもつかぬ感想文を書いています。2015/02/07

ぽん

2
再読。言葉は嗜好品である。しょっぱなで納得させられ、何度読んでも自分を省みて考えさせられたり「くすり」ではなく「にやり」とさせてもらえます。平成の今の言葉についての八つ当たりも聴いてみたいなあ。残念。2014/01/05

はる

2
江國香織さんのエッセイから、どんな方だったんだろう?と思い、読んでみたら面白かった!初版の時に読みたかったと思っても約20年前だと…マル字を書いていた頃。きっと受け入れられなかった(笑)ことばに対する姿勢が素晴らしい。そしてなんだか笑える。「としている」症候群の病例集には、参った(笑)2012/05/30

じゃこ

1
すぱすぱと言いたい放題でおもしろかった。今後は気をつけます。2006/11/07

柚雨

1
出版自体古い本だがとても面白い。2008/07/11

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