内容説明
上京して女子短大英文科に籍を置くこと一年余、はたちにもならないノンちゃんに、子供ができた。父親たる哲学君は、“世界が暮れ落ちる今、ぼくらは旅立つのだ”と呟やいて家を出たまま、行方が知れない。生むべきか、生まざるべきか……? 終末観ただようこのアスファルト・ジャングルで、生き難い世を生き続けるすべての人々に、スリリングで心暖まる、都会のメルヘンを贈る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
20
積読解消。1970年代の世相が興味深い。2026/04/23
調“本”薬局問悶堂
2
今までの柴田翔の印象と違う!これ面白かった。 ノンちゃんの気持ち「分かるなぁ」って思う部分もすごく多かった。 マクさんの抱えている問題は今の時代の問題を予見していたかのよう。仙人さんはきっと私も友達になりたい。年金さんは素敵ね。 哲学くんはお近づきにはなりたくない。ジャンヌ・ダルクはがんばって欲しいよね。 今の時代に読んでよかった。 《2020年7月 登録》 “あとから来る人々に対し謙虚になれ” “絶望はいい。だがニヒリズムは悪徳だ”2013/03/12
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