内容説明
今、日本で、選挙が市民の手で変わろうとしている。その方法とは? 国会前デモから選挙へ向かうSEALDsの現在。もう一度問いたい「民主主義ってなんだ?」対談:小熊英二/内田樹
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
52
SEALDsってどんな人たちがやっているんだろう? そんな素朴な疑問から手に取った。特に色に染まった人はおらず、どこにでもいるような若者がまっすぐに声をあげているという印象を持った。本を購入して読むことで応援になればうれしいし、違った形ででも活動が引き継がれていってほしいと思う。「どうせ変わらない」そう思うことこそが、壁。2016/08/22
nstnykk9814
13
やっと終わった参院選を振り返りつつ、いつものTSUTAYAで2冊流し読み。こちらはシールズメンバーと小熊英二、内田樹との対談集。恐らく聞き手の引き出し方が上手いのだと思うが、学生たちのしっかりした受け答えが印象的。別冊の参院選ガイドブックが今となっては少し寂しいが、まだこれですべてが終わったわけではない。2016/07/13
フム
6
図書館の新刊コーナーで手に取った。2016年6月刊行。彼らの怒涛の一年を思った。民主主義を問い、選挙を変える、市民が変えると。それが一人を大切にする政治につながるとの思いはシンプルでわかりやすい。参院選の結果とシールズの解散。彼らは何を想っているのだろう。「終わってんなら、また始めればいい」何度でもはじめるという彼らのままでいて欲しい。2016/08/26
paseri
5
「SEALDs」って、どんな風に物事を考えて行動していたんだろう?と興味を持ったので読んでみました。同世代だからなのか、共感できる部分が多いことに驚きでした。同じ目的があってコミュニティが出来て、それが終わると解散する。その行動理念も理解できるし、賛成です。同時に、政治的無関心な若者が多いのも事実で、私達はもっと「自分ごと」として政治と向き合わなければならないのだと強く思いました。2016/08/22
こ~じぃ。。
1
民主主義の主権者は、「わたし」や「あなた」といったひとり一人。。 このひとり一人を大切にするために政治はある。。2016/09/07