終物語 (中)

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終物語 (中)

  • 著者名:西尾維新【著】/VOFAN【絵】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 講談社(2016/08発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784062838610

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内容説明

“神原駿河は、私の姉の娘だよ―眠らせておくには惜しい才能さ”
何でも知ってるおねーさん・臥煙伊豆湖。彼女が阿良々木暦に課す、終幕へ向かうための試練とは……?
<物語>シリーズ第17巻

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハイランド

185
ケレン味たっぷりに時間の前後を行き来して、物語は集結に向かって、いるのか?吸血鬼である忍の最初の眷属が、四百年の時を経て甦り、暦の前に現れる。トリックスター忍野扇がほとんど出てこないこの巻はどういう意味があるのか。あえて中巻に位置づけた意図は?とはいえ、奇矯なキャラ設定と描写、相変わらずの過剰に饒舌なメタ文体は、差し挟まれる言葉遊びも含めて心地よい。(でもそろそろ飽きてきた)みをつくし料理帖で物語への感情移入に少々疲れていたから、処々共感できても、物語に全然感情移入出来ないこういう話は、個人的に悪くない。2014/11/02

mt.gucti

131
伏線回収物語。アンチクライマックスにようやく慣れたとは言え、きちんと落ちた珍しいお話。猫の裏だし、ひたぎさん愛してるし、うまく繋がった感じですね(*^.^*)。2015/04/04

流言

118
「扇ちゃんは悪くない。」まさかの忍野忍にとっての禊編。戯言シリーズにおいては過去は匂わせるのみでついに描かれなかったが、物語シリーズは違うのだというエネルギーを感じる。作中で神原駿河が「つべこべ言わず、会えばいいだろうが!」と叱咤している相手は実は過去の作者本人なのかもしれない。蝸牛、蟹、猿、蛇、そして鬼、と同窓会とばかりに絢爛たる怪異が登場し、怪異の専門家元締めたる臥煙伊豆湖が表紙を務めるという豪華さもメインヒロイン忍の決着という内容故か。ただ、作中の時間軸が前後してすんなり受け入れづらいのは辛いなあ。2014/02/16

sskitto0504

117
もう下巻出てるのにずっと積んでた…やっと話された事件ですね。初代が切ないですが、最後に忍が来たのだけが救いなのかな…アララギ君にはもうちょっと頑張ってもらいたいです。下巻でついに物語シリーズは完結らしいけど、続終物語も上下巻ぐらいになるのかな?2014/04/10

as

102
「5%の確率が6%精々7%になるくらいの違いだけどね。まあ専門家から見るとこれは大きな違いなんだけれど。5%の壁を越えられるとちょっと辛いんだけど」・・・・えっ、消費税の話かと思いましたよ(苦笑)。さてミッシングリンクも大分埋まりましたね。 ただ正直、時系列に沿った出来事の順番はほとんど忘れてる。年表が必要なレベルかと・・・。確認出来るサイトないかなぁ。2014/05/23

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